ヤンキース、ソト移籍なら今季32発の「大型遊撃手」に“方向転換”か 条件次第で「ポジションを変えることもいとわない」
2024年12月5日(木)11時3分 ココカラネクスト
ソト移籍の場合、ヤンキースはアダメスの獲得に乗り出すのか(C)Getty Images
ヤンキースはフアン・ソトと契約を結べなかった場合、「プランB」としてブルワーズのウィリー・アダメスの獲得を目指すと、現地時間12月4日(日本時間5日)に『MLB公式サイト』が報じた。
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29歳のアダメスは今季32本塁打、112打点をマークした大型遊撃手だ。今オフFA注目のソトに対しては、野手史上最高額の総額6億ドル(約900億円)以上のオファーでの争奪戦が繰り広げられているとされる。
メッツ、レッドソックス、ブルージェイズ、ドジャースとの争いに勝ち、ヤンキースがソトと再契約できるかどうかは不透明な状況だ。
そんな中、ターゲットとしたのがアダメスだというわけだ。同サイトはアダメスについて「FAの遊撃手としてはトップクラスだ」と紹介。「ヤンキースはアダメスと契約した場合、(アンソニー・)ボルペを遊撃手に留め、(ジャズ・)チザムを二塁手に、アダメスを三塁手として起用することも可能だ」と伝えている。
また「情報筋によると、アダメスは遊撃手に留まることを希望しているが、状況や契約条件が合えばポジションを変えることもいとわないという」と記した。
情報筋は「彼(アダメス)は遊撃手の方が好みだと思うが」としつつ、「他のポジションでプレーするためにかなり高い給料をもらえるなら、それで納得する傾向がある」と話しているという。
ソトの動向次第ではブルワーズをFAとなった大型遊撃手に方向転換せざるを得ない状況のヤンキース。戦力ダウンを避けるための対策に乗り出す。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]