広島・末包、絶賛減量中!シーズン中の110キロから「5キロぐらい痩せられたら」すでに4キロ減に成功

2024年12月9日(月)5時45分 スポーツニッポン

 広島・末包昇大外野手(28)が8日、広島県呉市内で行われたトークショーで、4キロの減量に成功したと告白した。オフでは初めて減量に取り組んでいるという。直近2シーズンは故障、不調で開幕2軍スタート。「スリム化ボディー」で来季の開幕ロケットスタート、その先の25本塁打を目標に設定した。対照的に、同じトークショーに参加した森浦大輔投手(26)は来季に向け、増量に励んでいると明かした。

 トークショーに詰めかけた約400人のコイ党に、末包は「来季は(本塁打を)25本ぐらい打ちたい」と宣言した。そのために必要なのは年間通しての活躍。オフでは初の試みに本気度が表れた。

 「今シーズンが終わってから、5キロぐらい痩せられたらなと思って、減量をしている。(今季は)ケガもしたので、膝のために減量してみようと。もう4キロ減った」

 今季は79試合出場で打率・238、9本塁打、37打点。1月の自主トレで左膝内側半月板を損傷した影響により、開幕は2軍スタートだった。1軍昇格は5月上旬。6月下旬にも左太腿裏の肉離れで約1カ月半も戦列を離れるなど再三、故障に泣かされた。同じ轍(てつ)を踏まないためにも、膝への負担軽減を図る。食事制限などは特に設けず、「練習量が多い時期にいったん減らした」と秋季練習、同キャンプで既に4キロ減量に成功してシーズン中の110キロから106キロに。目標は105キロに設定しており、2月1日のキャンプインまでに、あと1〜2キロ減を目指す。

 「まずは2月1日のスタートで勝負できるような状態をつくっていきたい。やっぱり一年通して成績を出したいと思ってるので、来年は誰が入ってくるとかは関係なく、自分でしっかり結果を残してやっていきたい」

 昨年も不調で開幕は2軍で迎えた。プロ入り後最軽量となる105キロへとスリム化を図り、来季は開幕からのロケットスタートを見据える。

 来年1月には3年連続で広島OBのカブス・鈴木とともに自主トレを行う予定。「誠也さんの話も聞きながら、自分の打ちやすいようにというか、打ちやすい中で、いい形を見つけていきたい」。今秋はスイングの際、バットが体の外から出る悪癖の矯正に努めてきたが、師匠のもとでも課題と向き合い、目標とする25本塁打への土台を構築していく。

 「自分の打撃フォームを今からしっかり固めていく段階。自信を持って、それ(25本塁打)以上の数字を言えるような状態には持っていきたい」

 外野の定位置をつかむため、持ち前の長打力に磨きをかける。 (長谷川 凡記)

 ≪森浦は増量中≫森浦は、昨季に引き続き増量に取り組んでいると明かした。

 「少しだけ体重を増やして、来年もいこうかなと思う。もうちょっと、球の出力も上げていきたいので、いろいろやりながら試していきたい」

 今季は53試合に救援登板して2勝0敗、17ホールド、防御率2・51の好成績。2年ぶりに50試合以上に登板したが、満足はしていない。「今年より平均球速を上げたい。150キロが普通に出したい」。140キロ台後半だった直球の平均球速アップを目指し、肉体改造を継続する。

 昨オフは朝食に切り餅を5つ食べることで70キロから78キロへと増量した。「今季は疲れを感じずに最後までいけた」と肉体面でも変化を実感。“餅パワー”で成績を伸ばすことに成功したが、来季はさらに“もち味”を生かそうと余念がない。

 「あと2キロぐらい増やして80キロまでいきたい。ご飯をしっかり食べたい」と餅だけでなく白米やパンもレパートリーに加え、スケールアップを図る。

スポーツニッポン

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