トッテナム、リード守れず連勝逃す…相手GKの好守連発でパレスとドロー

2020年12月14日(月)1時7分 サッカーキング

クリスタル・パレスとトッテナムが対戦した [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第12節が13日に行われ、クリスタル・パレスとトッテナムが対戦した。

 10日のヨーロッパリーグでアントワープを下して首位通過を決めたトッテナムは、同試合からスタメンを10人変更。同試合の先制点に絡んだギャレス・ベイルとカルロス・ヴィニシウスは共にベンチ外となり、去就に注目が集まるデレ・アリがプレミアリーグでは第4節以来となるベンチ入りを果たし、85分から出場した。

 トッテナムは18分、セルジュ・オーリエのクロスにタンギ・エンドンベレがダイレクトボレーで合わせたが、これは相手GKビセンテ・グアイタが体を伸ばしてセーブ。19分にはセルヒオ・レギロンがカットインから右足でゴール右上隅を狙ったが、これはクロスバーのわずかに上。20分には右からのコーナーキックにハリー・ケインが頭で合わせたが、再びグアイタのセーブに阻まれた。

 23分、トッテナムが待望の先制点を挙げる。レギロン、エンドンベレ、ソン・フンミンとつないでボールがケインに渡ると、ケインはエリアの外から右足一閃。低くて速い無回転のボールが放たれると、グアイタはボールの軌道を読むことができず、処理に失敗してゴールに吸い込まれた。これでソンとケインのコンビがリーグ戦で生み出した得点数は「32」となった。

 クリスタル・パレスは43分、エベレチ・エゼが相手DFをかわしてゴール右下隅を狙ったが、シュートはポストに阻まれた。前半はアウェイのトッテナムが1点リードで折り返した。

 追いつきたいクリスタル・パレスは79分、右からのコーナーにクリスティアン・ベンテケが頭で合わせたが、これは枠を捉えられない。すると82分、エゼのフリーキックを相手GKウーゴ・ロリスが取り損ね、こぼれ球に反応したジェフリー・シュルップが押し込んで試合を振り出しに戻す。

 トッテナムは86分、ベン・デイヴィスのアーリークロスがそのままゴール方向に飛んだが、これは相手GKグアイタにかき出される。こぼれ球をオーリエがダイレクトボレーで合わせ、ケインがヘディングでコースを変えたが、再びグアイタの好セーブに阻まれた。後半アディショナルタイムにはエリック・ダイアーが直接フリーキックを狙って枠を捉えたが、これもグアイタの牙城を崩せない。

 試合はこのまま終了。クリスタル・パレスは7試合ぶりのドローで2戦無敗、トッテナムはリーグ戦2試合ぶりのドローで11戦無敗となった。次節、クリスタル・パレスは16日にアウェイでウェストハムと、トッテナムは同日にアウェイでリヴァプールと対戦する。

【スコア】
クリスタル・パレス 1−1 トッテナム

【得点者】
0−1 23分 ハリー・ケイン(トッテナム)
1−1 82分 ジェフリー・シュルップ(クリスタル・パレス)

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