清水、ゼ・リカルド元監督の教え子に関心か。Jリーグ2クラブと争奪戦も

2023年12月15日(金)11時5分 FOOTBALL TRIBE

清水エスパルスのサポーター 写真:Getty Images

 清水エスパルスはブラジル1部ヴァスコ・ダ・ガマ所属FWフィゲイレードの獲得に動いている模様。同選手はかつて清水元監督のゼ・リカルド氏から指導を受けたほか、DFリカルド・グラッサ(現ジュビロ磐田)やFWジェトゥリオ(現ヴァンフォーレ甲府)のチームメイトだった。


 現在22歳のフィゲイレードは、身長178cmで右利きのアタッカー。昨年にヴァスコ・ダ・ガマでトップチーム昇格を果たすと、2022シーズンはブラジル2部リーグ38試合中36試合の出場で4ゴール4アシスト。1部昇格に大きく貢献したが、今季は1部リーグ16試合の出場でゴール、アシストなし。9月以降は監督交代の影響によりリーグ戦での出場機会がほぼゼロと、構想外扱いを受けてシーズンを終えている。


 フィゲイレードの去就について、ヴァスコ・ダ・ガマの情報に詳しいジャーナリストのエメルソン氏は今月11日に「少なくとも日本国内の3クラブが獲得に興味を示している」と伝えていた。


 するとブラジルメディア『ランセ』は14日に「清水とブルガリア1部ルドゴレツがフィゲイレード獲得に興味を示している」とリポート。これによると、現時点でオファーは提示されていないものの、ヴァスコ・ダ・ガマは来季にむけて攻撃陣の補強を目指しているだけに、同選手の放出に前向きであるとのこと。両者の契約が2026年12月まで残っているため、レンタル移籍での交渉にも応じるという。


 なおブラジルメディア『グローボ』によると、清水はフィゲイレードの他にも、ブラジル1部クルゼイロECに所属するブラジル人FWジウベルトの獲得に乗り出している模様。同選手はクルゼイロとの契約を2024年12月まで残しているが、ゼ・リカルド監督の構想から外れているほか、清水と選手サイドの交渉が進んでいるとのことだ。

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