順天堂大、インカレ8強へ…開始直後に失点も、4得点で九州産業大撃破

2017年12月16日(土)12時49分 サッカーキング

順天堂大は先制を許したが、MF名古新太郎(7番)の得点で逆転 [写真]=内藤悠史

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 平成29年度 第66回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)2回戦が16日に行われ、浦安市運動公園陸上競技場では順天堂大学(関東第2代表)と九州産業大学(九州第3代表)が対戦した。

 初戦シードで2回戦から登場の順天堂大と、13日の1回戦で中京大学(東海第2代表)を1−0で破った九州産業大の激突。開始早々からスコアが動いた。まずは2分、ペナルティーエリア左手前で九州産業大がFKを得ると、MF末永巧(3年)が鮮やかなシュートを直接突き刺し、均衡を破った。

 いきなりビハインドを負った順天堂大も、3分後に反撃。縦パスに抜け出したFW浮田健誠(2年)が左足ボレーを決め、1−1の同点に追い付いた。以後は互いに決定機を作れないまま推移したが、34分に順天堂大のMF名古新太郎(3年)が逆転ゴール。2−1と順天堂大がリードしてハーフタイムを迎えた。

 後半は立ち上がりから順天堂大が攻勢をかけ、セカンドボールをことごとく拾って敵陣へ押し込んでいく。55分、右サイドでボールを持ったMF名古を起点としたパス交換で中央突破。FW浮田がシュートを放つと、こぼれ球に詰めたFW杉田真彦(4年)が押し込んで3点目を奪った。さらに60分には相手DFへのハイプレスからボールを奪い、FW杉田が相手GKとの1対1を制して4点目。4−1とリードを広げた。

 終盤は九州産業大が反撃に転じたが、順天堂大GK佐藤久弥(1年)の好守もあり、ゴールネットを揺らすことはできなかった。試合は4−1で終了。順天堂大が逆転勝利でベスト8進出を果たした。18日の準々決勝では、関西大学(関西第2代表)と明治大学(関東第4代表)の勝者と対戦する。

【スコア】
順天堂大学 4−1 九州産業大学

【得点者】
0−1 2分 末永巧(九州産業大学)
1−1 5分 浮田健誠(順天堂大学)
2−1 34分 名古新太郎(順天堂大学)
3−1 55分 杉田真彦(順天堂大学)
4−1 60分 杉田真彦(順天堂大学)

取材・文=内藤悠史

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