天ぷらの盛り合わせ、好きなものから食べちゃいけないの? 女子プロが新人セミナーで習った“恥をかかない”食事マナー

2024年12月19日(木)12時3分 ALBA Net

天ぷらの盛り合わせのような料理は、食べる順番に気を付けたほうが良いとされている(写真・相田克己)

日本女子プロゴルフ協会が入会1、2年目の女子プロゴルファーを対象に実施している『新人セミナー』。魅力的な女子プロになるべく、一般教養のほか、SNS対策や税金の基礎知識などの講習を受けるが、その中で取り分けレベルが高かったのが、食事マナーだ。


洋食に比べて意外と学ぶ機会が少ないのが和食の食べ方。和食の定番である天ぷらにも、いただくうえでのマナーがあるという。年末年始は、おせち料理をはじめ和食を食べる機会が増える。忘年会や親戚の集まりなど、大勢が集う場で恥をかかないためにも、食事マナーは覚えておいて損はない。

そこで、女子プロが新人セミナーで実際に受けた食事マナーを紹介。2003年からJLPGAの教育に携わっているJ-Laboの笠井玲子先生の指導のもと、22年にプロ入りした永嶋花音とともに新人セミナーで行われた食事マナーを勉強しよう。

好物の天ぷら、好きな食材から食べていい?

■天ぷらは重なっている上のものから食べる
天ぷらのように食材が重なっているときは、上から順に食べると盛り付けを崩さずにきれいに食べられます。先に食べたい食材が一番下だったとしても、重要な席ではグッと堪えましょう。

下から食材を引っ張り出して先に食べるのは、盛り付けが崩れるため良くないとされている。好物から先にとか、その日の気分でなど、自分の好きなように食べられないのは若干堅苦しさを覚えるが、取引先との会食など重要な席では、上から順番に食べたほうが所作も美しく見えるだろう。

【解説】
笠井玲子さん
株式会社J-Labo代表取締役社長。JALグループ初の女性役員。2003年からJLPGAの教育に携わり、新人女子プロゴルファー研修をはじめ幅広くJLPGAのブランド力向上に寄与。

永嶋花音
2001年生まれ、東京都出身。2022年プロ入り。新人セミナーで講師から褒められた笑顔と明るさを常に意識してプレーしている。

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