バルサに罰金処分とスタジアム閉鎖警告…大量のボール投げ込まれクラシコ中断
2019年12月21日(土)7時23分 サッカーキング
バルセロナは“エル・クラシコ”で発生した一部観客の妨害行為によって、スペインサッカー連盟(RFEF)からの罰金処分とスタジアム閉鎖警告が言い渡された。スペイン紙『マルカ』が20日に伝えた。
バルセロナは、18日に本拠地のカンプ・ノウで行われたリーガ・エスパニョーラ第10節(延期分)で宿敵のレアル・マドリードと対戦し、スコアレスドローで終わった。本来なら10月26日に開催予定だった今シーズン初の“エル・クラシコ”はカタルーニャ自治州内の情勢不安によって延期となっていた。
約2カ月後に開催された試合では、55分ごろにスタンドから大量の黄色いボールがピッチに投げ込まれて一時中断を強いられた。この妨害行為により、バルセロナには1500ユーロ(約18万円)の罰金処分が科され、さらに今後問題が起きた場合に観客試合処分とする警告も言い渡された。
なお、ボールの投げ込みは、カタルーニャ独立運動の中心団体「ツナミ・デモクラティック」による抗議活動のようで、スタンドには同団体がデモ行進などでも使っている「SPAIN, SIT & TALK(スペインよ、対話の席につけ)」というプラカードや横断幕も掲げられていた。さらに試合当日には、カンプ・ノウの周辺でデモ隊と警察が衝突。カタルーニャ自治州警察の2人が重傷を負うなど、58人の負傷者を出したという。
バルセロナは、18日に本拠地のカンプ・ノウで行われたリーガ・エスパニョーラ第10節(延期分)で宿敵のレアル・マドリードと対戦し、スコアレスドローで終わった。本来なら10月26日に開催予定だった今シーズン初の“エル・クラシコ”はカタルーニャ自治州内の情勢不安によって延期となっていた。
約2カ月後に開催された試合では、55分ごろにスタンドから大量の黄色いボールがピッチに投げ込まれて一時中断を強いられた。この妨害行為により、バルセロナには1500ユーロ(約18万円)の罰金処分が科され、さらに今後問題が起きた場合に観客試合処分とする警告も言い渡された。
なお、ボールの投げ込みは、カタルーニャ独立運動の中心団体「ツナミ・デモクラティック」による抗議活動のようで、スタンドには同団体がデモ行進などでも使っている「SPAIN, SIT & TALK(スペインよ、対話の席につけ)」というプラカードや横断幕も掲げられていた。さらに試合当日には、カンプ・ノウの周辺でデモ隊と警察が衝突。カタルーニャ自治州警察の2人が重傷を負うなど、58人の負傷者を出したという。