ボルシアMGテュラム、唾吐きで数試合の出場停止へ…罰金は1カ月分の給料

2020年12月21日(月)4時50分 サッカーキング

唾吐き行為で退場となったマルクス・テュラム [写真]=Getty Images

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 ボルシアMGは20日、ホッフェンハイム戦で相手選手に唾を吐いて退場したフランス代表FWマルクス・テュラムの処罰についてクラブ公式サイトで発表した。

 テュラムは、パルマやユヴェントスなどで活躍した元フランス代表DFリリアン・テュラム氏の実子。19日に行われたブンデスリーガ第13節のホッフェンハイム戦に先発出場し、1−1の同点で迎えた77分、ホッフェンハイムのオーストリア代表DFシュテファン・ポッシュに唾を吐きかけると、VAR判定の結果、一発レッドカードで退場となった。

 このため、テュラムには数試合の出場停止処分に加え、1カ月分の給料が罰金として科されるという。クラブのマックス・エーベルSD(スポーツディレクター)は以下のように声明を発表している。

「クラブとしては、退場の原因となった彼の行動に対して1ヶ月分の給料を罰金とし、それを社会的な活動に充てることにします。マルクスはこれを受け入れ、その上で社会的な活動にコミットすることを自ら申し出ました。彼は昨夜すでに、シュテファン・ポッシュ、ホッフェンハイム、チームメイト、コーチングスタッフ、そしてボルシアMGのファンに謝罪しています。この時点でボルシアMGを代表して、もう一度謝罪したいと思っています」

 また、20日付けのドイツ紙『ビルト』によると、テュラムの推定年俸は180万ユーロ(約2億2500万円)であるため、15万ユーロ(約1875万円)ほどの罰金が科されるとみられている。これはクラブ史上最高額の罰金とみられており、これまでは2010年にパラグアイ代表FWラウール・ボバディジャ(現クラブ・グアラーニ/パラグアイ)が試合中に第4審判に暴言を吐いたことで課せられた罰金5万ユーロ(約625万円)が最高額だったという。

サッカーキング

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