W杯で2得点のドイツ代表FW、ブレーメンへの愛を語る「お金よりも大切なものがある」

2022年12月21日(水)21時27分 サッカーキング

カタールW杯で2得点のフュルクルク [写真]=Anadolu Agency via Getty Images

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 ブレーメンに所属するドイツ代表FWニクラス・フュルクルクが、自身の去就に言及した。21日、『スカイ・ドイツ』が伝えた。

 現在29歳のフュルクルクはブレーメンの下部組織出身だが、トップチームで出場機会を得られず2014年夏に退団。ニュルンベルク、ハノーファーを経て、2019年夏にブレーメンへの復帰を果たした。昨季はブンデスリーガ2部で19得点を挙げ、ブレーメンの1年での1部復帰に貢献。今季はブンデスリーガ1部で得点ランキング2位の10ゴールを挙げている。

 その活躍がドイツ代表のハンジ・フリック監督に評価され、FIFAワールドカップカタール2022のメンバーにサプライズ選出された。大会直前のオマーン代表戦でA代表デビューを果たすと、同試合で初ゴールを記録。本戦ではグループステージの3試合に途中出場し、短い出場時間で2ゴール1アシストと結果を残した。

 バイエルンなどからの関心が噂されているが、ドイツ誌『シュポルト・ビルト』のインタビューに応じたフュルクルクは、移籍を考えていないとコメント。「ドイツで最も美しいスタジアムがあり、試合の雰囲気は最高で、コンディションも良く、良いチームと素晴らしいコーチ陣が揃っている。今のところ、多くのことがうまくいっている」と、ブレーメンでの生活が充実していることを明かした。

 しかし、「事実として、クラブの経済状況はそれほど良くない。場合によっては対処する必要がある」とも語り、ブレーメンに適正価格のオファーが届いた場合は、自身の移籍があり得ることを認めた。

 今年7月に契約を2025年6月30日まで延長した際には、減俸を受け入れたというフュルクルク。「僕にとって一番大事なのは、人生において幸せであることだ。今の僕がまさにそうだ。お金よりも大切なものがある」と、再度ブレーメンへの愛を強調している。

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