「ホンダF1のポテンシャルがフェルスタッペン確保の決め手となった」とレッドブルボス

2017年12月22日(金)9時6分 AUTOSPORT web

 レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコが、マックス・フェルスタッペンとの契約延長を勝ち取る上での決め手のひとつは、ホンダのポテンシャルの高さであると語った。


 10月、レッドブルはフェルスタッペンとの契約を2020年シーズン末まで延長したことを発表した。現在最も注目を集める若手ドライバーであるフェルスタッペンには、フェラーリとメルセデスも注目しており、移籍の可能性も十分考えられたが、レッドブルは少なくとも3年は彼を確保することに成功した。


 マルコはフェルスタッペンをどのように説得したかについて、改めて明かした。レッドブルの将来が明るいと説明するなかで、パワーユニットへの懸念はないという点でフェルスタッペンを納得させられたことが大きかったとマルコは言う。


 レッドブルは2018年末でルノーとの契約を終える見込みであると一部で伝えられている。来年から姉妹チームのトロロッソはホンダのパワーユニットを搭載するため、レッドブルも2019年からホンダにスイッチする可能性が高いとの見方もある。


「我々は将来のプランについて彼に説明し、チームの主要なスタッフは2020年まで契約下にあると保証した」とマルコはSpeedweekのインタビューにおいて語った。


「さらに、我々には(ルノーの)代わりになるエンジンがあるとも話した。我々はさくらにあるホンダのファクトリーを訪れた。素晴らしい施設だ」


「こういったすべてのことが彼を決心させたのだ」


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