鹿島学園、土井紅貴の一撃が決勝弾に…海星との一戦を制して2回戦へ

2020年12月31日(木)16時13分 サッカーキング

鹿島学園が海星を下して初戦突破 [写真]=瀬藤尚美

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 第99回全国高校サッカー選手権大会が31日に行われ、鹿島学園(茨城)と海星(三重)が対戦した。

 試合は序盤から両者譲らぬ展開となり、拮抗した状態で時間が経過していく。前半のうちには両チームともに得点を挙げることはできず、スコアレスのまま後半へ突入した。

 後半に入ると、鹿島学園が試合を動かす。50分、ゴール前のこぼれ球に土井紅貴が反応。混戦から抜け出して右足を振り抜き、強烈なシュートを沈めた。後半の序盤で鹿島学園が先手を取った。

 諦めない海星も反撃に転じる。右サイドの崩しから最後は三林瑠威が狙うも、シュートはわずかにクロスバーを超えてしまい、同点とはならない。

 追加点を奪いたい鹿島学園は68分、エゼトベチクが決定的なシュートを放ったが、海星DFがゴールライン上で体を張った守備を見せる。こぼれ球に反応した大澤昌也のシュートは、枠を捉えきれなかった。

 一進一退の攻防が続く中、終盤には鹿島学園の土井が再び狙い澄ましたシュートを放つ。それでも、ボールは味方に当たってコースがかわり、ネットを揺らすことはできない。

 試合はこのまま鹿島学園の1点リードでタイムアップを迎えた。勝利した鹿島学園は、1月2日に行われる2回戦で山梨学院と対戦する。

【スコア】
鹿島学園 1−0 海星

【得点者】
1−0 50分 土井紅貴(鹿島学園)

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