【AFF三菱電機カップ】猛攻実らずドロー決着のベトナム代表。最終節はミャンマーと対戦

2022年12月31日(土)21時17分 サッカーキング

[写真]=Getty Images

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 東南アジアの王座を争うAFF三菱電機カップは30日にグループBの第4節が行われた。王座奪還を目指すベトナムはアウェーで西ヶ谷隆之監督率いるシンガポールと対戦した。

 2連勝同士で、勝った方の準決勝進出が決まるというこの試合、ベトナムは主力数人を温存してフレッシュなメンバーを起用した。ホーチミン市で開催された9月の国際親善試合では、ベトナムが4ー0でシンガポールに圧勝しており、下馬評はベトナム優勢だったが、前半のベトナムはかなり攻めあぐねた。ボール支配率は7割を超えていたものの、なかなか良い形でシュートを打たせてもらえず、スコアレスで前半を折り返す。

 後半に入ると、ベトナムは温存していたMFグエン・クアン・ハイやMFファン・バン・ドゥック、FWグエン・ティエン・リン、MFグエン・ホアン・ドゥックを次々と投入して攻勢を強める。センターラインを構成する主力組が入り推進力を増したベトナムはここから猛攻を見せたが、この日は最後までゴールが遠い。

 84分には、グエン・ホアン・ドゥックが強烈なミドルを放つもポストに嫌われる。ベトナムは8割近いボール保持率で20本近くのシュートを放つも、シンガポールの守備を崩すことができず、試合はスコアレスドローに終わった。

 この結果、グループBは勝ち点1を分け合ったベトナムとシンガポールが勝ち点7で並んだが、得失点差で上回るベトナムが首位をキープ。ベトナムは年明けの1月3日にホームで行われるグループリーグ最終節で、すでに敗退が決まったミャンマー(勝ち点1)と対戦する。一方、突破の可能性を残すシンガポールはマレーシア(勝ち点6)との直接対決に臨む。

文=宇佐美淳

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