2024年の初めに開封!? エプスタインの著名な関係者170人以上が公開へ

2024年1月3日(水)12時0分 tocana

 拘留中に自殺したジェフリー・エプスタインの関係者名簿が公開されることが決まった——。その名簿にはいったいどんな人物の名前がリストアップされているのか。


■“エプスタインの連絡先名簿”の公開へ


 米ニューヨーク州の裁判所は先日、ジェフリー・エプスタイン元被告をめぐる性的人身売買疑惑で、元被告側を手助けした仲間170人以上の名前を公表するよう命じた。


 被害者の一人、ヴァージニア・ジュフリー氏がエプスタイン元被告とその恋人のギレイン・マックスウェル被告に対して起こした名誉棄損訴訟の和解に基づき、これらの人物の名前が公表されることになったのだ。


 関係者に関連する数百のファイルは1月1日に公開される予定だが、1月1日は祝日のため翌日公開される可能性が高いという。


 英タブロイド紙「Daily Mail」によると、数百のファイルからエプスタインの友人、勧誘者、被害者ら約177人が特定されており、その一部は「完全に封印されていない」ということで、2024年年明けにその名前が明らかにされるということだ。つまり“エプスタインの連絡先名簿”が公開されるのだ。


 ゴシップ的に焦点となるのは、カリブ海にあるエプスタインが所有していたリトル・セント・ジェームス島、いわゆる“ロリコン島”に足を踏み入れていた人物の名前だろう。


 少女たちがこの島に連れ込まれ、セレブたちを相手に売春をしていたといわれているが、一説では歴代の元大統領やロンドンの有名シアターの元芸術監督、アメリカの有名実業家やハリウッドのセレブの名前もあがっているという。はたしてどんな人物の名前が明らかになるのだろうか。


■事件の解明に繋がるのか


 再び「Daily Mail」によれば、2006年にパームビーチで行われたエプスタインの最初の捜査の警察ファイルに勧誘員として名前が挙がっていたヘイリー・ロブソンに関する資料も登場する予定だが、最近になって彼女も被害者だったと主張している。


 一部の文書はエプスタイン氏と親しく、多くの若い女性を虐待したとされるフランスのモデルスカウト、ジャン=リュック・ブルネルに関連するものであることが示唆されている。ブルネルは2022年2月、未成年へのレイプ容疑の裁判中にパリの独房で首を吊って自殺している。


 文書で名前が特定されているのはハーバード大学法学教授のアラン・ダーショウィッツだけで、同氏は当該のすべての資料を公開するよう公に求めている。


 これまでにもエプスタインの関係者としてアンドリュー王子をはじめ元ニューメキシコ州知事の故ビル・リチャードソンや、裕福な投資家のグレン・デュビン、今は亡きMITの科学者マービン・ミンスキーらの名前があがっており、さらに「もう一人の王子」、「外国大統領」、「有名な首相」、そしてフランスの「大手ホテルチェーンオーナー」などの存在も示唆されている。


 文書にはさらにこれまで名前が公表されていなかった未成年の被害者10人の匿名の情報が含まれているということだが、ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所のロレッタ・プレスカ判事によれば基本的に被害者の実名は公表されることはないという。


 いずれにしても年明け早々に明らかになる“エプスタインの連絡先名簿”に驚くべき人物の名前が浮上してくるのか続報を待ちたい。


参考:「Daily Mail」ほか

tocana

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