スタディサプリ、文科省「高校生のための学びの基礎診断」認定

2019年1月8日(火)18時15分 リセマム

スタディサプリが支援する学力向上PDCAのイメージ

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リクルートマーケティングパートナーズは2019年1月8日、高校向けアセスメント「スタディサプリ 学びの活用力診断」が、文部科学省の「高校生のための学びの基礎診断」に認定され、2019年度より提供を開始すると発表した。

 「高校生のための学びの基礎診断」は、高校段階における生徒の基礎学力の定着度合いを測定する民間の試験などを文部科学省が一定の要件に適合するものとして認定する仕組み。2019年度から、国語・数学・英語の3教科を対象に本格的な利活用がスタートする。

 2018年度申請分として文部科学省が認定した測定ツールは、国語と数学が各2団体5ツール、英語が5団体7ツール、3教科が3団体8ツール。このうち、リクルートマーケティングパートナーズからは、「スタディサプリ 学びの活用力診断〜ベーシック〜」「スタディサプリ 高1・高2 学びの活用力診断〜スタンダード〜」の2ツールが認定を受けた。

 「スタディサプリ 学びの活用力診断」は、所得や地域による教育環境格差の解消を目指して2011年にスタートしたオンライン学習サービス「スタディサプリ」のラインアップ。新しいアセスメントと事後教材をパッケージ化し、2019年度からの提供に向けて開発を進めている。

 おもな対象は、高校1年生と高校2年生。「基本タイプ」に認定された「スタディサプリ 学びの活用力診断〜ベーシック〜」は共通必履修科目の定着が重視される生徒向け、「標準タイプ」に認定された「スタディサプリ 高1・高2 学びの活用力診断〜スタンダード〜」は大学進学をおもに考えている生徒向け。

 スタディサプリとの連携により、授業の前に生徒の学力を「到達度テスト」で把握し、授業理解の前提知識の学び直しによって授業理解度の向上を支援。さらに「学びの活用力診断」で基礎学力から思考力・判断力・表現力まで総合的に測定し、事後教材で補強することで、学力向上につながるPDCAサイクルの実現を促進するという。

リセマム

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