ホームレスの実に4割が「今のままでいい」、そう考える背景には一体何が?ホームレスが答えた「現在の気持ち」とは

2022年1月19日(水)10時36分 マイナビ子育て

忙しい生活の中ではなかなか目に入ってこないものの、貧困は大きな社会問題の1つといえます。たとえば、ホームレスの存在は多くの子どもにとって遠い存在かもしれません。そこで、ホームレスについて知ることができる厚生労働省の調査をご紹介します。

1,169名のホームレスを対象に実態を調査

厚生労働省ではホームレス(※)の実態把握と自立支援を目的に、およそ5年ごとに全国で調査を行っています。本記事では2021年に実施された最新版の「ホームレスの実態に関する全国調査(生活実態調査)」の一部をご紹介。ホームレスの人はどのような気持ちで路上生活をしているのか、今後のことをどう考えているのか、という点に目を向けていきます。

なお、本調査は1,169名から有効回答が得られており、回答者の属性は男性が95.8%、女性は4.2%でした。最も多い年代は70〜74歳(23.8%)、次いで65歳〜69歳(20.0%)であり、60歳以上が7割となっています。

———————-※「ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法」の第二条に規定された「ホームレス」をさし、「都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設を故なく起居の場所とし、日常生活を営んでいる者」。

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