13年ぶりに「コーンロウ」にしたら似合いすぎてビビった! しかし妻にいわれた一言にグサリ……
2024年1月28日(日)12時0分 ロケットニュース24
ずいぶん前のことではあるが、私(佐藤)はその昔、髪を編み込むスタイルの「コーンロウ(cornrow)」に挑んだことがある。その当時、髪が短かったため十分な形にはならなかった。あれから13年を経て、ベッカム変身企画で再度コーンロウにチャレンジ! 今回は編み込むのに十分な長さがある。
実際に美容室で3時間をかけて丁寧に編み込んでもらった結果! 自分でも驚くほどしっくりきた! 自分でいうのもなんだが、似合いすぎだろ!! だが、妻の思わぬ一言で少し傷ついた……。
・3人がかりで3時間
思い返すと、初めてコーンロウに挑んだとき、かなり甘い考えをしていた。というのは、圧倒的に髪の長さが足りず、美容師さんに頼み込んでムリやり編んでもらったものだから、頭皮がめちゃくちゃ痛かったのだ。大げさではなく、頭から血が出るんじゃないか? と思うほどの痛みだった……。
ちなみにこの時はサイドに当サイトの名前から「ロケット」と「24」を刻んでもらっている。画像を見返すと、その出来栄えの良さに改めて驚く。腕のいい美容室だったんだよなあ。
さて、今回は編集部から近い新宿3丁目の美容室「better」でお願いすることになった。しばらく髪を切っていなかったので、私の毛髪は人生最長。いまだかつてこれほど長く伸ばしたことがない。この長さなら編み込むのに十分だろう。
長さは良いけど、毛量が多すぎる。そこでまずは適度にすいて、毛束を作りやすくする。
サイドも編みたいところだが、横は普段から刈り上げていたので短すぎる。よってサイドはバリカンで刈り上げに。
そして髪をブロックごとに分けて、編むための下準備。
鏡の前に座ってから約40分を経て、ようやく編み込み開始! ここから長く険しい道のりが始まった。
三つ編みで小さな毛束を作り、後ろの方に行くにしたがって毛束を少しずつ太くする。担当美容師さんは、髪を自在に操って丹念に編みこんでいく。
3人がかりでひたすら編み込んでいく。その間、3人ともほぼ無言。阿吽の呼吸で作業が続く。
開始から1時間以上が経過しているけど、休憩なし。ただ座っているだけの私でも疲れを感じ始めているのだから、美容師さんは相当しんどいのでは……。
作業開始から3時間が経ち、すべての髪が編み上がった!
正面から見るとこんな感じ!
前から見るとわかりにくいけど、後ろはご覧の通り。すべての毛がキレイに編み込んである! 芸術的といっても良いくらいの出来栄えだ!!
毛先に残った茶髪がいい具合に混ざってて、なんだかオシャレ! 良いアクセントになってる。
上からみると、緻密に編み込まれていることがよくわかる。
そういえば、今回は頭皮が全然痛くない! やっぱり十分な長さがあったおかげだろう。痛くないから、しばらくこのコーンロウで過ごせそうだ。ただし、洗髪すると毛束が崩れるので髪を洗うことはできない。だからせいぜい3〜4日が限界かなあ。冬とはいえ、さすがに髪を洗わんわけにいかんしね。
・何でも合う万能な髪型
ということで、コーンロウにふさわしい格好で撮影してみた。どうですか? かなり様になってる気がするけど。
生まれつきチンピラ顔なので、派手なモノほどよく合うんですよ。コーンロウでさえしっくり来てしまって自分でもビビる。
そこはかとなく漂うB級ラッパー感。海外の路上で自作CD(CD-R)を手売りで販売してそう。
配色がメタメタでアーティスト名のフォントがやたら細い、こういう感じのダサジャケットでCD売ってるB級ラッパー。マジでいそう。我ながらポーズもダサいな。
そんなわけで、その後の数日、コーンロウで過ごして気づいたんだけど、この髪型は被りものとの相性がいい。たとえばトップハットを合わせると、立ちどころにダンサー風情になる。フォーマルな帽子とも合う!
ニットキャップを被ればスノーボーダーみたい。意外と汎用性の高い髪型なんだね。髪がひとまとまりになるので扱いが楽だし、何を着ても合うので、かなり万能の髪型だとわかった。
・妻の一言
とはいえ、ずっとこのままでいるわけにもいかない。先にも述べたように頭を洗えないし、時間が経つと短い毛がピョンピョン跳ねてしまう。
それから首に毛束の先が当たって、チクチクするのよねえ。毛先がほつれてきて、日ごとにチクチクが増す。そろそろ限界と判断して、4日目でほどくことにした。
当たり前だけど、ほどくのは編むよりずっとカンタン。毛先のゴムを外して、三つ編みをほどくだけ。あれだけ時間をかけて編んでもらったのに、それを壊すみたいでなんか罪悪感……。
半分ほどいたらこんな感じ。編み込みで髪にクセがついてパーマをかけたみたいだ。
もう半分もほどくとこの通り。ソバージュ(細かいウェーブ)ヘアみたいで、コレはコレでカッコいい。でもパーマをかけたわけじゃないから、すぐに真っすぐになっちゃうよね。
途中、全部ほどくのがもったない気がして2本だけ残しました。3時間を費やして頂いた美容師さんへの感謝の印。しばらくこのままにしておきます。
この後、妻が帰宅したので、私はコーンロウをほどいて2本だけ残したことを伝えた。
私「2本だけ残した。ちょっとオシャレでしょ?」
すると妻は、予想外の一言を放ったのだ。
妻「片方だけ残すんじゃなくて、両方残せば、後ろで結べたのに。バカだね〜(笑)」
バカ!? オシャレにしたから褒めてもらいたかったのにバカ!? バカってひどい! バカって言ったもんがバカだ!! ……けど、たしかに両方残せば後ろで結ぶことができて、片方よりもずっとオシャレだ。それに気づかなかった私はバカかも……。
とにかく、コーンロウは自分に似合うと再認識し、扱いが楽であることもわかった。ひょっとすると、ドレッドも合うかも? いつか機会があれば、ドレッドにもアフロにも挑んでみたいと思う。私の毛根が耐えうる限り、いろいろチャレンジしたい!
・今回訪問した店舗の情報
店名 better
住所 東京都新宿区新宿3-11-6 エクレ新宿3F-305
時間 11:00〜21:00 土日祝10:00〜20:00
定休日 火曜日
参考リンク:better、Instagram @better
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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実際に美容室で3時間をかけて丁寧に編み込んでもらった結果! 自分でも驚くほどしっくりきた! 自分でいうのもなんだが、似合いすぎだろ!! だが、妻の思わぬ一言で少し傷ついた……。
・3人がかりで3時間
思い返すと、初めてコーンロウに挑んだとき、かなり甘い考えをしていた。というのは、圧倒的に髪の長さが足りず、美容師さんに頼み込んでムリやり編んでもらったものだから、頭皮がめちゃくちゃ痛かったのだ。大げさではなく、頭から血が出るんじゃないか? と思うほどの痛みだった……。
ちなみにこの時はサイドに当サイトの名前から「ロケット」と「24」を刻んでもらっている。画像を見返すと、その出来栄えの良さに改めて驚く。腕のいい美容室だったんだよなあ。
さて、今回は編集部から近い新宿3丁目の美容室「better」でお願いすることになった。しばらく髪を切っていなかったので、私の毛髪は人生最長。いまだかつてこれほど長く伸ばしたことがない。この長さなら編み込むのに十分だろう。
長さは良いけど、毛量が多すぎる。そこでまずは適度にすいて、毛束を作りやすくする。
サイドも編みたいところだが、横は普段から刈り上げていたので短すぎる。よってサイドはバリカンで刈り上げに。
そして髪をブロックごとに分けて、編むための下準備。
鏡の前に座ってから約40分を経て、ようやく編み込み開始! ここから長く険しい道のりが始まった。
三つ編みで小さな毛束を作り、後ろの方に行くにしたがって毛束を少しずつ太くする。担当美容師さんは、髪を自在に操って丹念に編みこんでいく。
3人がかりでひたすら編み込んでいく。その間、3人ともほぼ無言。阿吽の呼吸で作業が続く。
開始から1時間以上が経過しているけど、休憩なし。ただ座っているだけの私でも疲れを感じ始めているのだから、美容師さんは相当しんどいのでは……。
作業開始から3時間が経ち、すべての髪が編み上がった!
正面から見るとこんな感じ!
前から見るとわかりにくいけど、後ろはご覧の通り。すべての毛がキレイに編み込んである! 芸術的といっても良いくらいの出来栄えだ!!
毛先に残った茶髪がいい具合に混ざってて、なんだかオシャレ! 良いアクセントになってる。
上からみると、緻密に編み込まれていることがよくわかる。
そういえば、今回は頭皮が全然痛くない! やっぱり十分な長さがあったおかげだろう。痛くないから、しばらくこのコーンロウで過ごせそうだ。ただし、洗髪すると毛束が崩れるので髪を洗うことはできない。だからせいぜい3〜4日が限界かなあ。冬とはいえ、さすがに髪を洗わんわけにいかんしね。
・何でも合う万能な髪型
ということで、コーンロウにふさわしい格好で撮影してみた。どうですか? かなり様になってる気がするけど。
生まれつきチンピラ顔なので、派手なモノほどよく合うんですよ。コーンロウでさえしっくり来てしまって自分でもビビる。
そこはかとなく漂うB級ラッパー感。海外の路上で自作CD(CD-R)を手売りで販売してそう。
配色がメタメタでアーティスト名のフォントがやたら細い、こういう感じのダサジャケットでCD売ってるB級ラッパー。マジでいそう。我ながらポーズもダサいな。
そんなわけで、その後の数日、コーンロウで過ごして気づいたんだけど、この髪型は被りものとの相性がいい。たとえばトップハットを合わせると、立ちどころにダンサー風情になる。フォーマルな帽子とも合う!
ニットキャップを被ればスノーボーダーみたい。意外と汎用性の高い髪型なんだね。髪がひとまとまりになるので扱いが楽だし、何を着ても合うので、かなり万能の髪型だとわかった。
・妻の一言
とはいえ、ずっとこのままでいるわけにもいかない。先にも述べたように頭を洗えないし、時間が経つと短い毛がピョンピョン跳ねてしまう。
それから首に毛束の先が当たって、チクチクするのよねえ。毛先がほつれてきて、日ごとにチクチクが増す。そろそろ限界と判断して、4日目でほどくことにした。
当たり前だけど、ほどくのは編むよりずっとカンタン。毛先のゴムを外して、三つ編みをほどくだけ。あれだけ時間をかけて編んでもらったのに、それを壊すみたいでなんか罪悪感……。
半分ほどいたらこんな感じ。編み込みで髪にクセがついてパーマをかけたみたいだ。
もう半分もほどくとこの通り。ソバージュ(細かいウェーブ)ヘアみたいで、コレはコレでカッコいい。でもパーマをかけたわけじゃないから、すぐに真っすぐになっちゃうよね。
途中、全部ほどくのがもったない気がして2本だけ残しました。3時間を費やして頂いた美容師さんへの感謝の印。しばらくこのままにしておきます。
この後、妻が帰宅したので、私はコーンロウをほどいて2本だけ残したことを伝えた。
私「2本だけ残した。ちょっとオシャレでしょ?」
すると妻は、予想外の一言を放ったのだ。
妻「片方だけ残すんじゃなくて、両方残せば、後ろで結べたのに。バカだね〜(笑)」
バカ!? オシャレにしたから褒めてもらいたかったのにバカ!? バカってひどい! バカって言ったもんがバカだ!! ……けど、たしかに両方残せば後ろで結ぶことができて、片方よりもずっとオシャレだ。それに気づかなかった私はバカかも……。
とにかく、コーンロウは自分に似合うと再認識し、扱いが楽であることもわかった。ひょっとすると、ドレッドも合うかも? いつか機会があれば、ドレッドにもアフロにも挑んでみたいと思う。私の毛根が耐えうる限り、いろいろチャレンジしたい!
・今回訪問した店舗の情報
店名 better
住所 東京都新宿区新宿3-11-6 エクレ新宿3F-305
時間 11:00〜21:00 土日祝10:00〜20:00
定休日 火曜日
参考リンク:better、Instagram @better
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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