「これが鳶職界のエルメスや!」 職人も大絶賛、西成発の人気ブランド

2019年2月9日(土)21時0分 Jタウンネット

[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2019年1月29日放送の「ニュースな人」のコーナーでは、大阪市西成区にある作業服専門店「丸源」3代目社長の山尾徹也さん(49)を紹介していました。


鳶職人たちの店


作業服専門店は動物園前駅の前にあります。こぢんまりとしたお店の中に、アシックスの「安全スニーカー」(9800円。価格は税込、以下同)や、「ランヤード」と呼ばれる安全ロープ(8000円)などのほかに、自社ブランドの作業用ズボン「鳶革命8000番」(8400〜1万800円)が所狭しと並んでいる鳶職界のブランドショップなのです。


あるカップルで来店したお客さんのうちの彼女の方が「高いから他のにしいや」と言うと、彼氏のほうが「自分もブランドもん買うでしょ?俺にとってはこれが鳶のエルメスや!」と言っていたそうで、山尾さんはとてもうれしくなったと話します。店に来ていた鳶職の男性(27)は、


「丸源を履いている人がおったら、『おおっ、丸源履いてるやん』ってなりますね」
「安もんより元取れますもんね」

と話します。丸源のズボンはお値段が他の3倍高いけどその分長持ちすると、皆さん断言していました。


「鳶革命8000番」は全14色あって、ネット販売もしています。ダボダボして膨らんでいる作業ズボンの鳶革命8000ですが、なぜこの様な形をしているかというと、工事現場で釘やボルトが出ていたときにズボンのダボっとした膨らみに引っかかるのでセンサー代わりになるということと、高いところでは風がどれくらい強いかということがよくわかるからという理由なのだそうです。


それでも最近はダボダボしたデザインのズボンを禁止している職場もあるそうで、すっきりとしたデザインの「鳶カーゴ8000プラス(9700円)」も取り扱っています。2025年の大阪万博に向かい建設ラッシュが見込まれ、大阪は丸源の作業服を着た鳶職の皆さんで賑わうことでしょう。(ライター:hisa)

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