手作りにこだわる下北沢『黒川食堂』の「絶品チキン南蛮」を食べてきた

2020年2月9日(日)10時50分 食楽web


肉厚なチキン南蛮(990円)。濃厚な甘酢とあっさりめのタルタルソースも絶品 | 食楽web

 世界40都市、35カ国で発行されているシティガイド「タイムアウト」で昨年“世界で最もクールな50の街”のひとつに選ばれた東京・下北沢。演劇や音楽、アートなど、文化の香りも漂い、若者にも人気の街です。今回、取材に伺ったのは、下北沢駅から徒歩4分ほどの場所にある『定食カフェ 黒川食堂』。美味しそうなお店がズラリと並ぶ下北沢南口商店街にあります。

 こちらの人気No.1メニューとして大人気なのが、みんな大好きチキン南蛮です。これはカラアゲニストとしては食べるしかあるまい、ということで取材に行ってきました。

最後まで旨いチキン南蛮を堪能


下北沢駅から徒歩4分ほど

 “農家の息子のお店”というのがコンセプトで、山梨にある直営農場で採れた新鮮な野菜を使用し、すべてが手作りというお店です。

 登場したチキン南蛮は、揚げたモモ肉にたっぷりの甘酢とタルタルソースがかけられています。自家製のタルタルソースはあっさりめの味。軽く甘みもあります。甘酢は濃厚で、いろんなおかずに合いそうです。そして肉厚でボリューミーなからあげは断面から肉汁がじわじわと出てきています。


「チキン南蛮」(990円)。肉汁もじゅわりと出てきます

 さっそくひと口。衣がカリッカリです。口の中でバリバリと小気味よい音が。やわらかい肉とうまく混ざり合ってくれ、バリフワ食感を楽しめます。そこに甘酢とタルタルソースがからんで、味がさらにこってりとしてきます。そして肉の旨みが強い! 濃厚な甘酢とあっさりめのタルタルソースは相性がよく、これが味わいに深みを出してくれています。これは美味しい! 衣のカリカリ、肉の味わい、甘酢とタルタルソースの“集団波状攻撃”にノックアウト寸前です。

 衣のカリカリ感は最後まで健在でした。ときどき甘酢やタルタルソースで衣がしなってしまい、肉と分離してしまう残念なチキン南蛮に遭遇することがありますが、黒川食堂のチキン南蛮にはそれがまったくありません。むしろカリカリ部分の軽くしっとり感を与えており、この食感もまたいい。


サラダバーでは新鮮な野菜やフルーツを堪能できます

 このほか、こちらでは380円でサラダバーも楽しめます。新鮮な野菜やフルーツをたっぷりしっかり食べたい人にはおすすめです。ドリンクやスイーツのメニューも充実しています。ピークタイムを避けてお邪魔しましたが、店内には若い女性のグループやシニア層のお客さんも。世代を問わず愛されているお店です。ぜひシモキタ散策のついでに、訪れてみてください。

●SHOP INFO

店名:定食 カフェ 黒川食堂

住:東京都世田谷区北沢2-14-6-2F
TEL:03-6450-8137
営:11:00〜22:30(L.O.22:00)
休:無休

●著者プロフィール

松本壮平

ライター・編集者。一般社団法人日本唐揚協会認定カラアゲニスト。生まれも育ちも「からあげの聖地」である大分県中津市。美味しいからあげを求めて東奔西走する「から活=からあげ探索活動」に明け暮れている。

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