北海道の「地チーズ」が表参道ヒルズに集結! 51種類から「500円」で食べ比べも可能

2024年2月10日(土)10時15分 マイナビニュース

ホクレン農業協同組合連合会が、北海道産チーズの魅力と楽しみ方を発信するイベント「北海道地チーズ博2024」を東京・表参道ヒルズ本館B3Fスペースオーにて2月8〜13日まで開催する。
開催セレモニーには、ぼる塾のあんりさん、田辺智加さん、きりやはるかさんの3人が登場し、食レポ対決など北海道地チーズの魅力をアピールした。
○北海道地チーズを存分に食べ比べられるイベント
本イベントは2019年より開催し今年で6年目となり、北海道の工房やメーカーが集結して300種類以上のチーズがそろう、都内最大級の地チーズイベント。
開式のあいさつでは、ホクレン代表理事副会長の徳田善一氏が「イベントで北海道チーズを知って、味わっていただくことで、家庭でも食べ続けていただけるようになれば」と、イベントのコンセプト「北海道チーズの日常化」を目指していきたいとコメント。
農林水産省の畜産局長である渡邉陽一氏も「外国産チーズに負けない魅力が北海道チーズにはある」と、確かなおいしさがあると話した。
ぼる塾の3人もチーズが大好きで、あんりさんは「何かを食べているときに"チーズを入れたらもっとおいしいだろうな"と思うことがある」と、チーズのちょい足しをしたくなることがあるという。
きりやさんは「お酒が好きなので、冷蔵庫には常にチーズがストックしてあります」と、お酒のアテにチーズが欠かせないそう。
スイーツ好きの田辺さんは「クリームチーズにお酒をたらしたり、青カビのチーズをバケットに塗って焼いて、メープルやはちみつ、コショウをかけて食べたりします」とひと手間加えたチーズアレンジを楽しんでいると明かした。
また3人は「スペシャル食レポーター」として、それぞれ自身が選んだ北海道地チーズの食レポ対決を実施。その勝者には、札幌のパフェ専門店「パフェ、珈琲、酒、佐藤」とのコラボパフェ「4種の北海道チーズとハスカップのパフェ〜爽やかな金柑の酸味を添えて〜」(1,500円/1日30食限定)が振る舞われることになった。
トップバッターはあんりさん。協働学舎新得農場の「さくら」を試食し「外側と内側の食感の違いが楽しめるし、噛めば噛むほど桜がすごい来ます。春ですね!」と興奮気味にコメント。
続いてきりやさんが、長沼あいす酪乳品工房の「北のおいちーず」を試食し「ひと口、ふた口とすすむので、そのたびにお酒もすすんじゃいますね。まさに"おいちーず"です!」と笑顔でレポートした。
最後に田辺さんが宮地牧場の「オーガニックグラスフェッドフロマージュブラン(菩提樹天然はちみつ入り)」を試食し、「フロマージュの柔らかい感じが、好きな人に出会ったときのような感覚。ときめきですね」と、その味わいを表現。見事田辺さんの勝利となり、限定パフェをほおばった。
○51種類の地チーズから500円で食べ比べ
会場では、51種類の北海道地チーズを選んで食べ比べできる「セレクト5」(500円)や、"シメパフェ"ブームの火付け役となった札幌のパフェ専門店「パフェ、珈琲、酒、佐藤」監修のオリジナルパフェ、北海道産地チーズとドリンクのマリアージュを楽しめるよう、地ビールやワインなども提供される。
また、「北海道地チーズ直売コーナー」では8〜10日の前半、11〜13日の後半でラインナップが変更となる。
さらに、「セレクト5」で気に入ったチーズ1つに投票し、得票の多かったチーズを選出する「北海道地チーズ総選挙」も開催。イベントの最後に表彰を予定している。
表参道ヒルズ館内のレストラン6店舗では、北海道地チーズをふんだんに使用した各店シェフ考案によるオリジナルコラボメニューも期間限定で提供される。※3月3日まで
今年のイベントでは、人気絵本「パンどろぼう」の作者・柴田ケイコさんとのコラボによる描きおろしイラスト「ほっかいどう地チーズけいさつ」が、会場や表参道周辺に登場。
会場では原画の展示やグッズ販売も行われる。また会場内のステージでは、アレンジレシピの紹介など、有識者による新しい楽しみ方のレクチャーも行われるという。
試食体験会では、筆者も「セレクト5」とコラボパフェ「北海道産カマンベールとハードチーズのパフェ〜香る道産ハチミツ仕立て〜」を試食した。「セレクト5」では、小冊子の解説を読みながら気になるチーズをチョイス。個性的なチーズばかりなので迷ってしまうが、「フレッシュ・ソフト」「青カビ」など5つのカテゴリから1種類ずつを選んだ。
あんりさんも試食した「さくら」は、口当たりがまったりと柔らかく、さくらの香りがふんわりと鼻孔に残るのが心地よい。
旭川あらかわ牧場「和乾酪 昆布だし」は、だしのうま味とチーズのコクが合わさり、キリッと冷えた日本酒などといただきたい味。ホロホロと崩れる歯ざわりも心地よかった。
冨田ファーム「ジャパンブルーおこっぺ」は、ナッツのような香りとウニのような濃厚さが合わさった力強い味わい。こちらには熱燗を合わせたくなる風味だった。
広内エゾリスの谷チーズ社「コパン」は、ミルク感がありながらもさっぱりと後味のよいチーズで、白ワインやドライフルーツが合いそう。熟成させるとさらに風味が変わるという。
ニセコ髙橋牧場「モッツァレラミニ」は、小さな一口サイズのモッツァレラで、オリーブオイルとプチトマトでカプレーゼにすると抜群においしそうな味だった。
そして、コラボパフェは、ソフトクリームの濃厚さに負けないチーズのまろやかな味わいがとてもおいしく、ハチミツの甘さと相まって食べ応えのあるひと品になっていた。
●information
「北海道地チーズ博 2024」
開催期間:2月8日〜2月13日
開催時間:11:00〜20:00
開催場所:表参道ヒルズ 本館B3F スペース オー
東京都渋谷区神宮前4丁目12番10号 表参道ヒルズ本館B3F
入場料:無料
宮崎新之 宮崎 新之(みやざき よしゆき) 大学卒業後に勤めていた某職から転職し、編集プロダクションへ。ライブや演劇などを中心としたフリーのチケット情報誌の編集者となる。その後、編集プロダクションを辞めて大手出版社の隔週情報誌編集部に所属、映画ページを担当。2010年よりフリーランスに。映画をメインにエンタメ系の編集ライターとして、インタビューや作品レビューなどで活動中。 著者webサイト ◆これまでの仕事歴 LAWSONTICKET with Loppi(ローソンチケット) / TOKYO★1週間、KANSAI★1週間(講談社) / ケーブルテレビマガジン(JCN) / web★1週間(講談社) / マイナビニュース(マイナビ) / SPA!(扶桑社) / TVぴあ(ウィルメディア) など この著者の記事一覧はこちら

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