成学社、新学習形態「最適学習スマートナビゲート」開校
2025年2月10日(月)17時45分 リセマム
最適学習 スマートナビゲート開校(イメージ)
これまでの学習は、努力量に応じて点数や順位が決まることが主流だった。しかし、これからの社会では、自分を律し、考え、行動できる力が求められる。具体的には、学習指導要領に示される「思考力」「判断力」「表現力」に加え、「主体性」や「多様性」といった行動力が必要とされる。成学社は、こうした力を育むために、従来の授業を「受ける」姿勢から、自ら学び取るための行動を学ぶ場所を提供することを目指している。
「最適学習スマートナビゲート」は、学研オリジナルのデジタル教材・教務システム「GDLS」と開成教育グループの指導システムを融合した新しい学習スタイル。学研の経験豊富な講師陣による高品質な映像授業や演習問題を、自分のペースで学ぶことができる。さらに、AIが学習内容のレベルをその場で最適化し、ひとりひとりにあった授業を実現する。
特長の1つ目は「生徒の目標達成をサポートする教室責任者・コーチ」の存在である。生徒の現状分析から学習プランの作成、進捗管理までを正社員である教室責任者とコーチが生徒とともに行う。学習を進めるのは生徒の意志だが、正しい方向に進むようサポートする。
2つ目の特長は「学研グループのカリスマ講師陣による高品質な映像授業」である。各単元別、レベル別に多数のコンテンツが準備されており、視聴するだけでなく、「ポイントをノートにまとめる」「問題を解く」など、授業に集中できるように組み立てられている。これにより、聞き逃しや理解が不安な部分、復習したい個所をひとりひとりにあわせて見ることができる。
3つ目の特長は「理解度にあわせた問題を作成し、AIがひとりひとりの学習を最適化する」ことである。授業を視聴したあと、理解度確認テストを実施し、その結果をAIが分析する。理解度に応じた演習問題を自動生成することで、ひとりひとりに最適な演習を実現する。専用のシステムにより学習の理解度や目標達成状況も管理し、効率的な学習計画につながる。
成学社は「開成教育グループ」として「開成教育セミナー」と「個別指導学院フリーステップ」をメインブランドに、関西・首都圏で約300の教室を展開している。グループ内にシステム開発会社を擁し、「教育DX」にも本格的に取り組んでいる。長年の指導ノウハウを体系化し、自社開発のITシステムをフル活用する体制を構築している。これにより「生徒ごとの学習進捗度の綿密な管理」「在籍校ごとの過去、そして現在の試験傾向の共有」など、個人・在籍校・志望校ごとに最適化された指導を実現し、高い成果を上げている。
「最適学習スマートナビゲート」に関する詳細は、成学社のWebサイトで確認できる。入塾およびカリキュラムに関する問合せは、個別指導学院フリーステップの問合せフォームや電話で受け付けている。