一度は入ってみたい世界の洞窟5選! クリスタルが至るところに突き刺さる、10分で死ぬ危険も…

2023年2月13日(月)17時0分 tocana

 今夜21時からの「クレイジージャーニー」(TBS系列)は、世界最大級の洞窟探検SP。人類未踏の地を巡る洞窟探検家・吉田勝次氏が、ラオスの地底を大冒険。しかし、数々の困難が一行に降り注ぐ。苦難の末に辿り着いた最深部に待ち受けていた衝撃の結末とは?


 世界には、神秘的な雰囲気漂うものから、どことなく不穏な空気を放つものまで、実にさまざまな洞窟が存在する。過去にTOCANAでは、”絶対入ってみたい世界の洞窟5選”と題して、想像するだけでワクワクするような不思議な洞窟を5つ紹介している。2015年の記事を再掲する。


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※こちらの記事は2015年12月29日の記事を再掲しています。


 穴があったら入りたい。ご存知、不都合があったり、恥じらいを感じたりしたときに、その場にいられない状態を表すことわざだ。しかし、不穏な空気や神秘的な雰囲気が漂う穴があるなら、恥ずかしくなくても入りたい。それが世界に点在する不思議な洞窟ならなおさらだ。思わず「入りたい!」と叫んでしまいそうな洞窟をいくつかピックアップしてみた。



●クリスタルの洞窟(メキシコ)


 ナイカ鉱山にある、どでかいクリスタルが四方八方から伸びる洞窟。最も大きい結晶は長さ11m、直径4m、重さに至っては55tと、横綱が何人束になっても敵わないものがあるという。また一見涼しそうだが、洞窟内の気温は58℃にまで達するようで、普通の格好では10分で死ぬ危険もあるとのこと。それにしても発見が2000年って……。よく見つからなかったものだ。


●氷の洞窟(アメリカ)


 アラスカ州の中心、ジュノーから約20kmの場所にある、世界で最も市街地に近い氷河・メンデンホール氷河。その氷河の一部が溶けることでできる氷の洞窟の中は青く輝く。これは日差しが氷河を通ることで青く変色するため。なお、溶けた氷は青い光を放ちながらメンデンホール湖に流れる。完全にRPGの世界。ちなみに、氷河の名は調査した気象学者、トーマス・メンデンホール氏にあやかったもの。


●レチュギヤ洞窟(アメリカ)


 本来、洞窟には川が流れているそうだが、それを覆すかのように発見されたのがレチュギヤ洞窟。場所は水もないニューメキシコ州の砂漠だというのだから、見つけた探検者もさぞかし驚いたことだろう。内部では、植物のような形をした真っ白な結晶が見られ、世界一美しい洞窟ともいわれる。また川はないが、透き通る池が存在。バブでも入れようものなら極刑すらあり得そう。


●フィンガルの洞窟(スコットランド)


 ヘブリディーズ諸島の無人島、スタファ島にある海食洞・フィンガルの洞窟。大きな特徴は、ブロックのようにも見える、六角柱状の柱状節理が発達した玄武岩により形成されていることだろう。圧巻だ。また、波がこだまし不気味な音を奏でることからともいわれる。ドイツロマン派の作曲家・フェリックス=メンデルスゾーンが、洞窟に着想を得て作られた演奏会用序曲(同名曲)も有名。


●マーブル・カテドラル(パタゴニア)


 アルゼンチンとチリにまたがる、ブエノス・アイレス湖(アルゼンチン名)にある洞窟、マーブル・カテドラル。大理石が約6000年もの長い年月、湖水に侵食されることでできたマーブル模様が、あまりにも鮮やかだ。今月9日、チリではヘネラル・カレーラ湖と呼ばれるこの湖で、カヤック転覆による死亡事故が起きた。死んだのはダグラス・トンプキンス氏。アウトドアブランド・ノースフェイスの創業者のひとりである。パタゴニアで死ぬとは皮肉なものだ。



参考:「Daily Mail」、ほか

tocana

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