お金が貯まらない50代が「見直していないこと」3つ

2025年2月16日(日)21時20分 All About

50代になると、老後(セカンドステージ)への生活に向けて、老後資金を準備する最終段階になります。いっこくも早くお金を貯めることが大事です。今回ご紹介する3つを見直すことで、老後に向けて、少しでも貯金を増やしてみてください。

燃料費や食料品など、さまざまものが値上げされ、暖房費をはじめとする日常生活費をできるだけ節約できないかと心がけている人もいることと思います。50代になると、老後(セカンドステージ)への生活に向けて、老後資金を準備する最終段階になります。いっこくも早くお金を貯めることが大事です。

お金が貯まらない50代は『支出を減らす』に着目

50代がお金を貯めるために、まずはムダな『支出を減らす』ことをしてみてください。日々の節約は意識改善のためにも、ぜひチャレンジしてほしいのですが、その他に口座から自動引き落としされている、
(1)生命保険や自動車保険などの損害保険
(2)携帯電話やタブレットなどの通信費
(3)使っていないサブスクリプションサービス
これらの支出を見直すことが、お金を貯める近道になります。

(1)生命保険や自動車保険などの損害保険

生命保険に加入したきっかけは何ですか?と聞いてみると、案外「勧められて、つい入りました」という人がいるのではないでしょうか?
保険に加入しているけど、どういった保障がついているかを知らない人がいます。医療保険など、年齢を重ねるたびに保険料が上がるものもあります。医療保険は、昔から加入していた終身保険の医療特約として付帯されていることも多くあります。公的な医療保障(高額療養費制度や介護保障制度、医療費控除など)を加味すると、保障が過剰になっていることはありませんか?
自動車保険を契約する時は、運転する人の年齢条件によって保険料がかなり変わってきます。
以前は同居している子どもが免許取り立てで、年齢条件を設定せずに加入していたけれど、50代になった今は子どもも独立しており、「同居している運転者は35歳以上の夫婦のみになった」という人もいると思います。自動車保険の年齢条件を35歳以上に変更すると、保険料がかなり安くなりますので問い合わせてみましょう。

(2)スマートフォンやタブレットなどの通信費

現在、スマホやタブレットは必須アイテムで手放せないものになりましたが、いろんなサービスや割引があり、どんどん割引制度が変わっています。気づかないうちに、新たなサービスや割引が始まっていることも。
携帯電話のサービスの詳細は、本当に複雑です。50歳になってくると、詳細を確認するのが面倒になると思います。しかし重い腰をあげてでも、これらの通信費を見直すことで料金が安くできれば、ランニングコストの削減になりますので、支出削減効果が高くなります。

(3)使っていないサブスクリプションサービス

サブスクリプションサービスは定期的に見直すことをおすすめします。飽きた、時間がないなどで利用しないままになっているサービスはありませんか。もし使っていないのであれば、思い切って解約しましょう。支出の削減につながります。
いかがでしょうか。この3つを見直すことで、老後に向けて、少しでも貯金を増やしてみてください。
監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)
都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
(文:All About 編集部)

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