神戸赤味噌ダレで味わう老舗餃子「ひょうたん」を食べたら想像を超えるウマさでビビった / これは自信を持って推せる!!

この餃子を食べてみてほしい。当サイトのリクエストボックスには全国各地の餃子好きから「推し餃子」が届く。

北は北海道から南は九州までいろんな餃子があって勉強になるのだが、不思議なことに割合的に多いのが神戸。そして中でも熱狂的なファンがいるのが「ひょうたん」という老舗の店だ。

・神戸の老舗
「ひょうたん」は1957年に神戸・元町で開業した超老舗。歴史が長いだけに知る人ぞ知るお店で、神戸らしく味噌ダレで味わうのが特徴である。

今回はお取り寄せで1箱14個入りの2人前（1660円・送料別）を注文。タレとラー油、さらには赤味噌ダレもついていて、いろいろと食べ方を楽しめるのが嬉しい。

ちなみに箱の中身はこんな感じ。餃子のサイズとしては大きくもなく小さくもなく、普通といったところだろうか。さて、それでは実食……といきたいところだが、もう結論からお伝えしちゃおう。この餃子、至高である。

・想像を超えてきた
鉄鍋で蒸し焼きにすること5分ほど。見た目的にはどこにでもあるような餃子だけに……

この時点では「老舗だからそう外すことはないっしょ」と軽い気持ちだった。しかし、一度食べると……

ウマァ……!!　と

うなるしかなかったのだ

・よかったところ
では、ひょうたんの何がよかったのか。それを問われたら全部がいいと返してしまいそうになるが、あえてよさを選ぶとしたら「平均点の高さ」と「ギアの入り方」だろうか。

皮がモチッとしていてウマいし、餡もキレイにまとまっている。この餃子の支柱とも言えるところがしっかりしているのは当然として、ニンニクや生姜も絶妙!!

ハイアベレージにまとまっていて普通ならこれで満足なところだが、ひょうたんの餃子はここからが本番。タレにつけてもウマいし、ラー油のピリッとしたアクセントに乗せてもまたよしと抜かりなかった。さらにさらに……

赤味噌ダレをつけることでギアがさらに一段入るからビビる。そしてこの味噌ダレがビターで甘すぎずまた最高。ドバッとつければつけるほどウマかった。

何もつけずによし、タレにつけてよし、味噌ダレにつけてよし。正直これは3球三振で完全にやられた。売れ続けているのもよく分かるし、ランクは文句なしで最高のS！　自信を持って推せる!!

・水は多すぎない方がいいかも
老舗の実力とはこういうことだと教えられた気分になったひょうたんの餃子だが、気をつけた方がいいかなと感じたことが1点だけあった。ズバリ、水の量だ。

今回、鉄鍋とフライパンで作ったのだが、後者だとなかなか水が飛ばず、フニャッとなってしまった（私の調理方法のせいかもしれないが……）のだ。

公式の作り方によると「6分目位まで水を入れる」とあるが、餃子をパリッとさせたい派の人は気持ち少なめで焼いた方がいいだろう。

参考リンク：ぎょうざの店 ひょうたん
執筆：原田たかし
Photo：RocketNews24.

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