43歳・年収400万円会社員女性「全世界株式1本でつみたてNISAスタート」約4年間放っておいたらどうなった?

2024年2月24日(土)12時20分 All About

All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は東京都に住む43歳女性の積立投資エピソードです。

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2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。
ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

43歳・年収400万円会社員女性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は東京都に住む43歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、夫(48歳)、長女(8歳)、次女(6歳)

金融資産

世帯年収:本人400万円(配偶者の年収は不明)
世帯金融資産:現預金1000万円、リスク資産200万円

積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/つみたてNISA:2019年から2023年12月まで
2019年から新NISAが始まるまでの約4年間、つみたてNISAでオール・カントリーに「月3万円」、年間では「40万円」になるように積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
運用実績については、「元本160万円→運用益込200万円」と、しっかりと利益を生み出している様子。
実は「オルカン1本で投資をはじめましたが、コロナショックで100ドルほど下がり、いきなりマイナスになりました」と肝を冷やすタイミングもあったそう。それでも、ぶれずに続けたことが功を奏し、結果的には「それから持ち直し、ずっと右肩上がりで推移しています」とのことでした。
ご自身の方針に関しても「オール・カントリーしか投資をしていませんが、すでに50万円近くの利益が出ているので、残り16年間(※2019年から始めた旧NISAの非課税期間20年の残り期間)は持ち続けたいと思っています。インデックスファンドなので、投資してからは放置しており、何もしていません」と説明されています。

43歳・年収400万円会社員女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

積立投資については「老後の資金確保のために始めました。リスクが怖かったものの、着実に資金を増やせています」と手応えを感じており、「必要にならなければ途中で取り崩さず、60歳以降に引き出そうと思っています」と計画しているそう。
先行きが不安な状況にも、動揺することなくコツコツと積立投資を続けてきた投稿者ですが、株価の推移を見守る中で「あまり増えないので、個別株にしようと思った」と、迷いが生じることもあったよう。
しかし「夫が個別株に投資して大損しているのを見た」ことが、投資信託からの切り替えを思いとどまらせたそうで、「今では私は投資信託しかする気がありません」と気持ちを固められていました。
これから投資をはじめる方へのアドバイスを伺うと、「リスクを取らないなら、投資信託の積立投資が一番安心だと思います」とコメント。
新NISAについては、「またオルカンで投資信託を行っていく」と語られていました。
※カッコ内の回答者コメントは原文ママです
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

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