【第91回アカデミー賞】アルフォンソ・キュアロンが2度目の監督賞!2年連続でメキシコ出身監督に栄冠

2019年2月25日(月)13時7分 シネマカフェ

アルフォンソ・キュアロン監督 (C) Getty Images

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第91回アカデミー賞授賞式が2月25日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、Netflix配信作品『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロンが監督賞に輝いた。キュアロンの同賞受賞は『ゼロ・グラビティ』以来2度目となる。

■昨年はデル・トロが! メキシコ人監督の快進撃は続く
第86回アカデミー賞で監督賞をはじめ、7冠に輝いた『ゼロ・グラビティ』のキュアロン監督が、脚本と撮影も手掛けた最新作。1970年代のメキシコ・ローマ地区を舞台に、中産階級の家庭の家政婦として働く若い女性クレオ(ヤリッツア・アパリシオ)の視点から、激動の1年の出来事を美しいモノクロ映像で描いた半自伝的なヒューマンドラマだ。


ちなみに、昨年『シェイプ・オブ・ウォーター』でギレルモ・デル・トロが第90回アカデミー賞監督賞に輝いており、2年連続でメキシコ出身の監督が栄冠を手にした。

第87回、第88回はメキシコ出身のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが2年連続で監督賞を受賞しているので、つまり“ほぼ同世代で同郷の3人”が第86回、第87回、第88回、第90回、第91回の監督賞を分け合っている(第89回は『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督)。


■受賞コメント
「みなさんのおかげで、現地の女性たちに焦点を当てたこの映画が成功しました。約7000万人の女性たちが、移民として働いていますが、過去に映画で描かれたとしても、背景でしかなく、主役ではありませんでした。私たちの責任は、ますます重要になっていますし、目をそらしてはいけない時代なのです。心から家族、そしてメキシコに感謝します。」

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