映画史に残る不朽の名作『ベニスに死す』映画天国でオンエア

2020年3月2日(月)13時15分 シネマカフェ

『DEATH IN VENICE』 (C) 1971 Alfa Cinematografica S.r.l.Renewed 1999 Warner Bros., a division of Time Warner Entertainment Company, L.P. All Rights Reserved.

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3月2日(月)放送の日本テレビ「映画天国」では、『郵便配達は二度ベルを鳴らす』や『若者のすべて』など数々の名作で知られる名匠ルキノ・ヴィスコンティ監督の『ベニスに死す』をオンエアする。

1906年にイタリア・ミラノの貴族の家に生まれ、1942年に『郵便配達は二度ベルを鳴らす』で映画監督デビュー。その6年後には『揺れる大地』を発表。『ベリッシマ』『夏の嵐』、ドストエフスキーの小説を映画化した『白夜』などを世に送り出すと、アラン・ドロンらを起用した『山猫』ではカンヌ映画祭のパルム・ドールに輝き、『熊座の淡き星影』ではヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。1967年にはカミュの『異邦人』を映画化するなど、映画史に残る名作の数々を生み出してきたヴィスコンティ監督。彼が1971年に製作したのが本作となる。


ドイツの高名な老作曲家アッシェンバッハ(ダーク・ボガード)は静養のために赴いたベニスで、究極の美を体現したような美少年タージオ(ビョルン・アンドレセン)に出会う。ゆるくカールした金髪と澄んだ碧眼の瞳。まるでギリシャ彫刻のようなタージオにアッシェンバッハは次第に心を奪われてゆく…というストーリー。

アッシェンバッハ役には『召使』『ダーリング』で英国アカデミー賞に、『わが恋は終りぬ』ではゴールデングローブ賞にノミネート、ヴィスコンティ作品には本作のほか『地獄に堕ちた勇者ども』にも出演しているダーク・ボガード。


タージオ役には本作への出演で一躍アイドル的な人気を博し、日本でも熱狂的なファンを生んだビョルン・アンドレセン。またタジオの母役で『デューン/砂の惑星』などのシルヴァーナ・マンガーノも出演する。

映画天国『ベニスに死す』は3月2日(月)深夜25時59分〜日本テレビで放送。

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