物価高に負けない! 家計簿アプリで始める節約ライフ
2025年3月24日(月)8時0分 マイナビニュース
近年の物価高騰により、生活費の管理がますます重要になっています。特に20代の方にとっては、限られた収入の中でやりくりしながら少しでも貯金もしていきたいところ。しかし、「気づいたらお金がなくなっている」「何に使ったのか分からない」という人も少なくないのではないでしょうか?
そんな悩みを解決するのが「家計簿アプリ」。スマートフォンで簡単に収支を記録できるだけでなく、節約のヒントや予算管理機能も充実しています。
この記事では、家計簿アプリを活用して物価高に負けない節約ライフを送る方法をご紹介します。
家計簿アプリを使うメリット
始めに家計簿アプリを使うメリットについてご紹介します。大きく分けて4つあります。
○メリット(1): 簡単に収支を管理できる
手書きの家計簿は面倒で続かない人が多いですが、アプリならスマホ一つでサクッと記録可能。さらに、レシート撮影機能で自動的にデータ入力できるアプリもあります。
○メリット(2):お金の流れが「見える化」できる
「なんとなく使っていたらお金がなくなった」という事態を防ぐには、お金の流れを把握することが大切です。アプリを使えば、何にどれくらい使っているのかが一目で分かります。
○メリット(3):節約のポイントが分かる
アプリには費目別にグラフを作成できる機能が備わっているものも多く「食費が多い」「娯楽費が多い」などの傾向が分かります。無理なく削減できるポイントが見つかれば、効率的な節約が可能です。
○メリット(4):予算を設定できる
月々の予算を設定し、使いすぎを防ぐ機能も。アプリによっては、「食費は3万円まで」「娯楽費は1万円まで」など、カテゴリーごとに予算を設定できます。
おすすめ家計簿アプリの特徴
家計簿アプリを選ぶ際には、以下のようなポイントを確認すると自分に合ったものが見つかりやすくなります。
○ポイント(1):自動連携機能がある
銀行口座やクレジットカードと連携できるアプリなら、収支を自動で記録できるため手間がかかりません。入力の手間を減らしたい人におすすめです。
○ポイント(2):レシート撮影機能がある
レシートを撮影するだけで支出を記録できる機能があれば、手入力の手間を省けます。細かく記録したいけれど手間をかけたくない人に向いています。
○ポイント(3):予算管理や支出分析ができる
予算を設定し、支出をグラフやカテゴリごとに分析できるアプリを選べば、どの支出を削減すればよいかが一目で分かります。
○ポイント(4):共有機能がある
カップルや同居人とお金を管理したい場合は、家計簿を共有できる機能があるアプリを選ぶと便利です。
○ポイント(5):見た目が分かりやすくて使いやすい
どんなに色々な機能が備わっていても、分かりにくくて使いにくいアプリでは家計簿を続けるのは難しいです。まずは無料プランで実際にアプリを使ってみて、自分で使いやすいと思ったアプリがおすすめです。
家計簿アプリを活用した節約ライフ
使用する家計簿アプリを決めたら節約ライフを始めましょう。
○ステップ(1):まずは1カ月記録してみる
何にいくら使っているかを把握するために、まずは1カ月間、細かく記録してみましょう。支出の傾向が分かると、節約すべきポイントが見えてきます。
○ステップ(2):目標を決めて予算を組む
「月1万円貯金する」「食費を1万円減らす」など、具体的な目標を決めるとモチベーションが上がります。アプリの予算設定機能を活用しましょう。
○ステップ(3):固定費を見直す
家計の中で大きな割合を占めるのが固定費(家賃、通信費、サブスクなど)。格安SIMへの変更や不要なサブスクの解約で、毎月の支出を削減できます。
○ステップ(4):無駄遣い防止策を立てる
「ついコンビニで買い物してしまう」「カフェ代がかさむ」などの無駄遣いを減らすには、ルールを決めるのが効果的。例えば、「コンビニは週1回まで」「コーヒーはマイボトルを持参」など、自分に合ったルールを設定しましょう。
節約の成功事例
実際に家計簿アプリを活用して節約に成功した方の事例を紹介します。
○<事例(1):Mさん (20代女性)>
家族構成:ご主人、お子さん1人
課題:夫婦で使うお金を管理したい
実践:夫婦で共通の家計簿アプリを使って、生活費を共通の予算として設定し、それぞれの給料からお金を出し合って、その中でやりくりをした。
結果:電気代が高いことに気づき、電気代の見直しを実施。電気代の節約に成功。
○<事例(2):Eさん(30代女性)>
家族構成:ご主人(会社員)、お子さん2人(3歳・1歳の息子さん)
課題:何にいくら使ったのか把握していなかった
実践:家計簿アプリを使って、買い物したらすぐに入力するようにした。データは夫婦で共有している。
結果:円グラフで収支バランスを把握した結果、加入しすぎている保険の見直しを行い保険料の節約に成功。
まとめ
家計簿アプリを活用することで、お金の流れを把握し、効率的な節約が可能になります。20代のうちからお金の管理を習慣化すれば、将来の貯蓄にもつながります。
まずは1カ月、気軽に家計簿アプリを使ってみましょう。続けることで、無理なくお金を貯めるコツがつかめるはずです。物価高に負けず、賢く節約ライフを送りましょう!
おカネレコメディア編集部 おかねれこめでぃあへんしゅうぶ 2秒家計簿アプリ「おカネレコ」を開発・運営しているスマートアイデア株式会社のメディア担当部署。おカネレコは電卓をモチーフにしたシンプルな画面設計と、会員登録や金融機関登録が不要の手軽さで幅広い年代層にご利用いただき、500万ダウンロードを突破。 この著者の記事一覧はこちら