ホンダ育成ドライバー岩佐歩夢選手がF1日本グランプリにプラクティス出走!

2024年3月26日(火)17時32分 マイナビニュース

ホンダのドライバー育成プログラム「ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト」(HFDP)に所属する岩佐歩夢(いわさあゆむ)選手が、4月5日(金)に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催される「2024 FIA 1 F1世界選手権シリーズ MSC CRUISES 日本グランプリレース」(F1日本グランプリ)の「プラクティス1」(FP1)に「Visa Cash App RB Formula One Team」(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラ・ワン・チーム)から出走することが決まった。
○夢はF1のワールドチャンピオン
岩佐選手が駆るVisa Cash App RB Formula One Teamのマシンはホンダ・レーシング(HRC)が技術支援を行うパワーユニット(PU)を搭載している。
岩佐選手は2019年に「鈴鹿サーキットレーシングスクール」(現ホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿)を首席で卒業。フランスF4でチャンピオンを獲得後、欧州のレースシリーズを中心に着実にステップアップしてきた。2023年にはFIA F2選手権でシリーズ4位の成績を収め、F1参戦に必要なスーパーライセンスの獲得要件を満たしている。
今シーズンはHFDPおよびRed Bullグループのドライバー育成プログラム「レッドブル・ジュニアチーム」のメンバーとして、F1へのステップアップを視野に、日本のフォーミュラカーレースの最高峰である全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)に参戦している。
岩佐歩夢選手のコメントは以下の通り。
「F1の公式セッションに参加できることを大変うれしく思います。F1という世界最高峰レースで勝利を手にし、ワールドチャンピオンで居続けるという自身の『夢』の実現に向かって、母国である日本でその一歩を踏み出せることにワクワクしています。まずは、この挑戦を応援してくださっている皆様に心から感謝を申し上げたいです。公式セッションでは、自身に課されたミッションを着実にこなしつつ、より多くのことを学んでまいります。鈴鹿で皆様にお会いできることを楽しみにしています」
ホンダ・レーシング代表取締役社長の渡辺康治さんは以下のコメントを発表した。
「この度、Hondaのホーム、鈴鹿サーキットで開催されるF1日本グランプリで、F1マシンを操る岩佐選手の雄姿を皆様にご覧いただけることを大変うれしく思っています。そして、岩佐選手にFP1走行の機会を提供いただいたVisa Cash App RB Formula One TeamおよびRed Bullグループに感謝を申し上げます。岩佐選手には、引き続き『夢』の実現に向かって突き進んでもらい、世界中の若者たちに勇気を与えてほしいと思っています。これからも岩佐選手に熱いご声援をよろしくお願いいたします」
岩佐歩夢選手は大阪府出身。2001年9月22日生まれの22歳だ。これまでのレーシングキャリアは以下の通り。
レーシングキャリア概要(カッコ内は所属チーム)
2019年 鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)を首席で卒業
2020年 フランス・F4選手権 シリーズチャンピオン(FFSA Academy)
2021年 FIA F3選手権 シリーズ12位(Hitech Grand Prix)
2021年 F3・アジア選手権 シリーズ8位 ルーキー・チャンピオン(Hitech Grand Prix)
2022年 FIA F2選手権 シリーズ5位 優勝2回 表彰台6回(DAMS)(東京都墨田区)
2023年 FIA F2選手権 シリーズ4位 優勝3回 表彰台6回(DAMS)
2024年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 9位(TEAM MUGEN)、開幕戦終了時点(DAMS)

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