パンもケーキもプロ並みに切れる! THANKOの「エレクトリックナイフ Slim」を使ってみたら感動ものだった

2023年4月7日(金)10時50分 食楽web


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●ご飯が炊けるお弁当箱など、“面白くて役に立つ家電”を作り続ける『THANKO(サンコー)』の人気商品「エレクトリックナイフ Slim」。その使い心地やいかに!?

 よく驚かれますが、グルメ系webライターは記事を書くだけではなく、写真も自分で撮る事が多いのです。そこで多くのグルメライターたちが悩まされているのが「食べ物の断面写真」。

 大福などの柔らかい食べ物、形がすぐに崩れてしまうクリーム系、薄く切る必要がある食品は毎回、背中に汗をかくほど緊張しながら切っていますが、失敗する事もしばしば。日常生活の中でも、「せっかく作った(買った)んだから、断面をキレイに切りたい」と思ったことはありませんか?

 そんな悩みを解決してくれるのが、こちらの「エレクトリックナイフ Slim」。断面を美しく切ってくれるコードレス電動包丁です。


6480円(税込)

 数年前にテレビ番組で紹介されているのを見かけてからずっと気になっていて、ついに入手しました。箱の中には本体、ブレード(刃)、充電用のUSBケーブル、そして写真には写っていませんが壁掛け収納時に役立つストラップもついていました。

 ブレードは2本あり、合体させて使います。

 刃の長さは約20cmと想像していたよりもかなり長く、どんな食材にも対応してくれそうです。重なったブレードが交互に動くことで、スパッと切れて美しい断面ができるのだとか。ブレードを本体に差し込んで「カチッ」と音がすればセッティング完了です。


セットした状態

 グリップ部となる本体は、女性の手でちょうど握りやすい太さと大きさ。ほんのりカーブしており、握った時にピッタリフィットして安定感抜群。また見た目よりもずっと軽いです。

 上部に付いているボタンを押しながらスライドすることで、ブレードが小刻みに動き始めます。刃物なので、ただ押すだけでは作動しないのは安心ですね。コードがない事で、使う場所や動きを制限されないのも良い!

 では、実際に使ってみましょう。

勝手に刃が吸い込まれていく! 驚きの切れ味


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 試しに食パンをカットしてみると、予想外の感触……。刃を食パンに軽く当てているだけなのに、まるでパンに吸い込まれるように刃がスーッと沈んでいきます。何もしていないのに勝手に切れていく感覚。パンナイフを使うときのように前後に動かしたりする必要もなく、ただ“あてるだけ”で美しく、そして素早く切れたのです。

 まるでパン屋さんのスライサーでカットしてもらったみたいです。断面の美しさはもちろん、ものすごい切れ味でパンをスパスパと切る快感がたまりません。これはクセになりそう!

 他の食材もどんどん切ってみましょう。

いくらなんでも薄すぎる!潰れやすいトマトもこの通り

 切っている途中で潰れやすく、スライスするのが難しいトマトもこの通り。向こう側が透けて見えるほどの薄さです。ここまで薄く切ることができれば、飾り付けの幅が広がりそうですね。トマトのジュルジュル部分が飛び出ることもありませんでした。

柔らかい大福やフルーツも形をキープ


美しい断面に惚れ惚れ。よりおいしそうに見えます

「いちご大福」をカットしてみても、この結果。かなり難易度の高い食べ物でも、美しい断面を作ることができました。よ〜くご覧ください。大福もいちごも、まるで切られたことに気がついていないかのように、そのままの状態。ブレードの動きが早いからでしょうか? 刃に大福がこびりつくこともありませんでした。

お肉もおまかせ!お店の薄さを家で再現できる「ローストビーフ」


ローストビーフに火が通り過ぎているのはご愛嬌

 お店で出てくるような薄さにするのが難しいローストビーフもこの通り。あまりにスイスイ切れるので、あっという間に丸1本切り終えました。いつもあんなに苦戦していたのがウソのよう。薄く切れるので、いつもよりお肉が柔らかくおいしく感じました。

調査結果

 ずっと気になっていた「エレクトリックナイフ Slim」は、期待通りの切れ味と美しい断面を見せてくれました。これまで切るのが難しくてストレスを感じていた食品も「エレクトリックナイフ Slim」を使えば、逆に快感を感じてストレス発散になったり。動作音は多少気になるものの、許容範囲です。食べ物において「断面の美しさ」の重要性を改めて気づかせてくれた便利家電でした。

●DATA

コードレス電動包丁「エレクトリックナイフ Slim」

https://www.thanko.jp/view/item/000000003657

(撮影・文◎佐々木 舞)

●著者プロフィール

佐々木 舞
「美味しい」を求め、毎月お給料の半分以上が食費に消える元グルメリポーターのwebライター。美味しいモノがあると聞けば躊躇なく国境も越える食マニアで、これまで食べ歩きした国は60カ国以上。日本のご飯が世界で一番好き。そんな私が見つけた絶品グルメをご紹介します。

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