勝ち点0→3に変えたビッグプレー 京都DFパトリック・ウィリアムに指揮官「チームの魂が乗ったプレー」
2025年5月7日(水)23時24分 スポーツニッポン
◇明治安田J1リーグ第15節 京都2—1町田(2025年5月7日 ギオンS)
勝ち点0を、勝ち点3に変えたビッグプレーだった。同点の後半48分、町田DF岡村の枠を捉えた強烈なシュートはGK太田岳志も触れず。絶体絶命だったが、今季新加入の京都DFパトリック・ウィリアム(27)がゴールライン上でヘッドでクリア。その直後にDF福田心之助の劇的な逆転弾が生まれた。
勝敗を大きく左右するシーンでチョウ貴裁監督は「チームの魂が乗ったプレー」と最後まで諦めない姿勢を称賛。そして「我々は期待されているのか分からないが、一番上までいきたいと思っている。そこにつなげていきたい」と興奮気味に語った。
ビルドアップ能力や対人能力の高さは定評があった。ただ、これまでは負傷離脱や途中出場が多く、パトリック・ウイリアムにとってはフル出場での勝利は移籍後初めて。この日のパフォーマンス、この勝利が、さらに守備陣を厚くさせていく。