ロッホローモンド蒸溜所からウイスキー新シリーズ「ウェイポイント」、第1弾はコニャックカスクフィニッシュの16年物

スコットランドのロッホローモンド蒸溜所から、ファロックの滝をテーマにしたというシングルモルトウイスキー、「ロッホローモンド 16年 ウェイポイント・シリーズ フォールズ・オブ・ファロック」が発売された。アルコール度数は46.2％、容量は700ml、日本入荷総数は600本、希望小売価格は14,000円（税別）。
今回の新銘柄は、シングルモルトウイスキーの限定品新シリーズ「ウェイポイント」の第1弾となる。スコットランド初の国立公園「ローモンド湖・トロサックス国立公園」の自然をウイスキーで表現していくシリーズだ。ロッホローモンド蒸溜所ではフレーバーの異なる8タイプの原酒をストックしており、この多彩な原酒を用いて、ローモンド湖周辺の景勝地を色鮮やかに描き出す新しい取り組みと述べている。
第1弾の「ロッホローモンド 16年 ウェイポイント・シリーズ フォールズ・オブ・ファロック」は16年熟成。ローモンド湖の上流にひっそりと佇むファロックの滝をイメージしている。
伝統的なスワンネックスチルで蒸留したノンピート原酒を1stフィルコニャック樽で12カ月間フィニッシュ。92時間という長時間の発酵もろみを由来とした果実感と、やや厚みのあるボディがコニャック樽の華やかなフレーバーと調和し、ファロックの滝の情景とともにロッホローモンドの個性を感じる1本に仕上がっている。
【テイスティングコメント】
やさしく香り立つシトラス、フローラルな花の香りやその蜜のニュアンス。口に含むと砂糖で軽く煮たリンゴや蜜がたっぷりのスイカズラの甘みが広がり、花の香り、オークフレーバーへと移り変わります。余韻は柔らかく、柑橘の香りが続きます。