全国のユニークな「泊まれる道の駅」ランキング 、1位は小学校を再生した千葉県のあの施設 - 2位岐阜県にあるモンゴルの移動式住居ゲル、3位群馬県にあるオートキャンプエリア
2025年4月14日(月)12時44分 マイナビニュース
リクルートが運営する「じゃらんニュース」は4月11日、「宿泊もできる道の駅」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2025年2月14日〜2月17日、47都道府県在住の20代〜50代1,041名を対象にインターネットで行われた。
個性豊かな道の駅が並ぶ中、ユニークだと思う泊まれる道の駅1位は千葉県「道の駅 保田小学校」が獲得した。126年の歴史を誇った小学校を再生し、体育館が直売所、教室を宿泊スペースにするなど、随所に学校の雰囲気が感じられる道の駅。さらに、隣接する旧幼稚園施設を「都市交流施設・道の駅保田小附属ようちえん」に改装。オリジナルメニューを揃えた食堂やカフェのほか、プレイルーム、ドッグランも備えて、幅広い年代で楽しめる場所に進化している。
2位には岐阜県の「道の駅 上矢作ラ・フォーレ福寿の里」がランクイン。山に囲まれた立地で夏には川遊びができるほか、地元の新鮮な野菜が揃う道の駅で、併設する本場モンゴルの移動式住居「ゲル」に宿泊が可能。中にはベッドなど家具や冷蔵庫、エアコンまであり、心地よい環境の中で遊牧民気分が味わえる。また、BBQ場は屋根付きなので天候を気にすることなく過ごすことができる。
続く3位は群馬県「道の駅 ぐりーんふらわー牧場・大胡」だった。赤城山の南麓に位置する、オランダ風車が目印の道の駅。関東平野を見渡せる展望台や花畑、ポニーや羊とふれあえる牧場もあり、のどかな一日が過ごせる。バンガロー施設、バーベキューガーデンのほか、展望台の南側にオートキャンプエリアがオープンし、夜には風車のライトアップを眺めることができる。
4位は兵庫県の「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」。異国情緒あふれる洋館に囲まれたテーマパーク型の道の駅で、開放感抜群のプールや広大な自然の中で楽しめるBBQをはじめ、観覧車・ジェットコースターを備えた遊園地もありエンタメ要素が満載。その敷地内にある、オランダの国立美術館を模したお城のようなホテルでは、非日常な宿泊体験がかなう。
5位は京都府の「道の駅 スプリングスひよし」。日吉ダムに隣接する自然豊かな場所にあり、温泉、プール、岩盤浴、BBQ、レストラン、キャンプなど一日を通して遊べる道の駅。アウトドアメーカーとコラボしたキャンプ場やBBQは手ぶらでも利用できる。日本最大級の室内エア遊具もあり、子どもから大人まで思いっきり遊ぶことができる。
6位は熊本県の「道の駅人吉/人吉クラフトパーク石野公園」。直売所に公園・遊具・広場やキャンプ場を備え、さらに熊本県人吉球磨の伝統工芸である陶芸・木工・ガラス・鍛冶体験も楽しめるのが特徴の道の駅。鳩胸川に囲まれた美しい自然の中で、自由にキャンプが可能で、テントでの宿泊やBBQも満喫できる。
7位は愛媛県「道の駅 霧の森」。名産の新宮茶や霧の森大福を販売する菓子工房をはじめ、茶フェ(カフェ)や新宮茶体験コーナー、レストランなどが揃う道の駅。立ち寄り温泉が併設され、山小屋風のコテージに宿泊することができる。周辺を流れる清流馬立川のほとりには緑が広がり、ゆったりとした空間でのんびり過ごせるのが魅力。
8位は愛知県「道の駅 つぐ高原グリーンパーク」。鹿や猪など奥三河のジビエのほか、鮎の姿煮など特産品やキャンプ用品など本格的なアウトドア用品が揃う道の駅。併設のキャンプ場は標高900mにある日本でも有数のトータルアウトドア施設として知られている。満天の星空はもちろん、初夏の夜にはホタルも見られるという。
9位は香川県「道の駅 小豆島ふるさと村」。遊ぶ・体験する・食べる・泊まるなどコンテンツが充実した道の駅。オリーブや醤油をはじめとする特産品の販売はもちろん、小豆島特産の手延そうめんの試食や製造実演がみられる「手延そうめん館」がある。そのほか夕日の絶景が自慢の宿や、ファミリーロッジにキャンプ場といった宿泊施設も備えていて、さらにカヤック教室もあり一日思いっきり遊ぶことができる。
10位は静岡県「道の駅 伊豆のへそ」。いちごの産地として知られる伊豆の国市にある道の駅で、地元野菜や果物、土産品など約2,000品が揃う。中でも地元いちごを使用したソフトクリームなど、かわいいスイーツが話題となっている。サイクリストのための施設と宿泊施設が併設され、ホテルの客室は北欧風の内装でテーマごとに異なる雰囲気が楽しめ、源泉かけ流し100%の温泉で旅の疲れを癒すことができる。