ふるさと納税で災害復興支援! 北海道釧路町の「令和6年台湾東部沖地震 台湾東部花蓮県で発生した地震被害に対する支援金」とは?

2024年4月20日(土)8時0分 マイナビニュース

北海道東部に位置する釧路町(くしろちょう)は、北には「釧路湿原国立公園」、南には「厚岸霧多布昆布森(あっけしきりたっぷこんぶもり)国定公園」を有する雄大な自然に恵まれたまち。良質な昆布やカキやウニなど、豊富な海産物に恵まれています。
今回紹介するのはそんな釧路町が行う、ふるさと納税制度を活用した「令和6年台湾東部沖地震」への復興支援金の募集についてです。
日本時間の2024年4月3日午前8時58分頃、台湾東部の花蓮県(かれんけん)沖を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生しました。釧路町では、友好交流協定を締結している台湾花蓮県吉安郷(じーあんごう)を含む花蓮県の地震の被災地支援のため、人道的支援の観点から、ふるさと納税制度を活用した寄附金を募集しています。
本稿では、釧路町と台湾花蓮県吉安郷の関わり、そして災害支援の取り組みについて詳しく紹介していきます。
○釧路町のふるさと納税「令和6年台湾東部沖地震 台湾東部花蓮県で発生した地震被害に対する支援金」について
・事業名称:台湾東部花蓮県で発生した地震被害に対する支援金
・事業者:北海道釧路町
・寄附金額:1口1000円
「令和6年台湾東部沖地震 台湾東部花蓮県で発生した地震被害に対する支援金」のふるさと納税の寄附金額は1口1000円。1日でも早い復興を願い、ふるさと納税の寄附金を支援金として釧路日台親善協会を通して届けるという取り組みです。
釧路町は、2023年11月22日に台湾北東部の自治体・花蓮県吉安郷と友好交流協定を締結。地理的条件や農水産物が豊富などの共通点があるほか、吉安郷では釧路町特産の昆布の消費量が多く、食文化や観光などを通じた相互交流を行うことを予定していました。
そんな中、吉安郷を含む花蓮県で発生した「令和6年台湾東部沖地震」。花蓮県では震度6強を観測し、人的被害をはじめ、建物の損害や倒壊、土砂崩れなど大きな被害が生じています。現在も余震が続くなど不安な日々を過ごしている人々への復興支援のため、釧路町ではふるさと納税制度を活用して寄附を募集するという取り組みを始めました。
寄附金は台湾花蓮県における被災者生活支援、復興支援、インフラ整備などに活用されるとのことです。
○釧路町の想い
被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
釧路町は、今後も花蓮県吉安郷との友好関係を深め、復興支援に協力していきます。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
今回は、北海道釧路町の「令和6年台湾東部沖地震 台湾東部花蓮県で発生した地震被害に対する支援金」を紹介しました。本取り組みを始めるにあたり、釧路日台親善協会から釧路町へ謝辞があったとのこと。国境を越えた二都市の交流から始まった、1日でも早い復興のために寄附金が活用されるふるさと納税です。台湾への災害支援を行いたいと考えている方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

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