東京スカイツリーにある「すみだ水族館」ペンギンの巨大な水槽を中心に置いた都市型水族館。水槽の隣にはカフェも

2024年4月20日(土)12時30分 婦人公論.jp


写真を拡大 小笠原大水槽、シロワニを眺める少年(C)2015〜2024 George Nobechi

世界に約400ある有料水族館のうち、150近くが日本にあるという。フォトグラファー・野辺地ジョージ氏が撮影する数々の被写体・シリーズの中で、最も古いのが水族館であり、少年時代の思い出をたどる「旅」だ。日本人にとっての水族館とは何なのか…写真と文で繙いていく

* * * * * * *

第1回 コンセプト(ステートメント)はこちら

近代的な都市型水族館


東京スカイツリーにあるすみだ水族館は、ペンギンの巨大な水槽を中心に置いた近代的な都市型水族館である。

全館屋内にあるため、自然の光が当たらない分、展示方法ににはこだわりを感じる。珊瑚礁と熱帯魚の水槽やチンアナゴの水槽は四方から眺めることができるようになっている。

また、「クラゲエリア」では、すべて当館で生まれたクラゲが展示されている。上部が解放された楕円形の水槽ではアクリル板無しで、上からクラゲを見下ろすことができる。


写真を拡大 水族館の中心にあるペンギンの水槽(C)2015〜2024 George Nobechi

多様性をアピールする展示


その他、小笠原の海をイメージした大水槽や、屋台や祭をテーマにした金魚の「江戸リウム」等「東京都」という場所の多様性をアピールする展示が目立つ。

ペンギンの水槽の隣にはカフェがあり、多くの人がお茶を飲みながらその泳ぐ姿を楽しんでいた。またもや水槽の上部がオープンになっているので、ペンギン喫茶店のシュールな光景を様々な角度から体験できる。

今回のメインの写真は、小笠原大水槽のシロワニを眺める少年。


写真を拡大 幻想的なクラゲエリアの鏡(C)2015〜2024 George Nobechi

日本カナダ修好95周年を記念し「やまびこ:「日加修好95周年記念 野辺地ジョージ写真展」が開催の記事はこちらから

婦人公論.jp

「水族館」をもっと詳しく

「水族館」のニュース

「水族館」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ