【中学受験】首都圏4塾の合格実績…過去5年推移

2021年4月21日(水)16時45分 リセマム

塾の合格実績(男子御三家、2017~2021年度)

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中学受験の成否の鍵を握る「塾選び」。首都圏の大手人気塾4塾(サピックス小学部・日能研・四谷大塚・早稲田アカデミー)の2017〜2021年度までの過去5年間の御三家合格実績を集計し、各塾の合格力を検証する。

 男子と女子の御三家について、首都圏の大手人気塾4塾の過去5年の合格者数を集計した。なお、2017〜2020年度は各塾への取材時に得た情報、2021年度は各塾のWebサイトで確認の最新情報(2021年4月15日時点)に基づく。塾により塾生数などの条件が異なるため、全塾生数を母数とした合格者の割合などを合格力とする考え方もあるが、ここでは実数を紹介する。

 開成と麻布はサピックス、武蔵は早稲田アカデミーが5年連続でもっとも多く合格者を輩出した。合格者数における各塾の占有率(各塾の合格者数÷各校の合格者数)を見てみると、開成はサピックスが59.2〜72.0%(5年平均67.1%)、麻布はサピックスが47.4〜54.9%(同49.3%)、武蔵は早稲田アカデミーが30.6〜40.6%(同36.9%)。

 女子御三家の合格者数は、サピックスが5年連続でトップ。特に桜蔭と女子学院は毎年3桁の合格者数を誇る。合格者数における各塾の占有率を見てみると、サピックスは桜蔭が56.5〜68.4%(5年平均61.3%)、女子学院が44.3〜54.0%(同50.3%)、雙葉が37.8〜51.7%(同44.0%)。早稲田アカデミーは雙葉が2017年の26.9%から2021年の35.7%へ5年で8.8ポイント上昇した。

 合格者数における各塾の占有率は、5年間で10ポイント以上増減するような大きな変動はなく、各塾で毎年一定数の合格実績を上げていることがわかった。

リセマム

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