バンジージャンプで「第三の目」が開眼する可能性! 記憶力・決断力・認識力がガチ向上
2019年6月24日(月)10時0分 tocana
この度、バルセロナ自治大学の研究で、バンジージャンプ後に認識能力がアップすることが明らかになった。知的情報サイト「Big Think」(6月20日付)が報じている。
同大学のジュディット・カステリャ博士らは、被験者らがバンジージャンプに挑戦する30分前とバンジーチャンプ直後に、ワーキングメモリ(作業記憶)、集中力、意思決定に関する認識能力テストを行った。比較のためバンジージャンプをしないコントロールグループにも同様のテストを行った。
その他の画像はコチラ→「https://tocana.jp/2019/06/post_100608_entry.html」
その結果、バンジージャンプ後の方が、ワーキングメモリが有意に向上しており、意思決定能力も向上している兆しがあったという。集中力はバンジージャンプ前と変わらなかったが、総じて認識能力が向上する結果となった。一方、当然のことだがコントロールグループには変化が見られなかった。
カステリャ博士によると、バンジージャンプをしたことで生まれたポジティブな感情が認知機能を柔軟にしたのではないかとのことだが、全貌解明にはさらなる研究が必要だろう。
将来的にそのメカニズムが解明されれば、極めて興奮した状況で素早い判断を下さなければならない職業の人々に役立つ可能性があるという。
「緊急事態に対処しなければならない職業の人々が、自らの行動から生まれるポジティブな感情を高められるようトレーニングすることで、認識能力を高めることができるかもしれません」(カステリャ博士)
ちなみに第三の目やチャクラを開くためには脳の松果体の役割が重要だと言われている。松果体は加齢とともに石灰化しやすいが、その鍛え方はトカナで以前報じた。その中の1つに「ポジティブな考え方や行動をする」というものがある。第三の目を開くためにもポジティブさは重要なのである。
ただ、多くのストレスを抱える現代人が常にポジティブでいることは難しいかもしれない。そんな時はバンジージャンプで思いっきり脳を活性化させてみるのも一つの手だろう。