「マンションの隣室が『ゴミ屋敷』で絶望。悪臭はもちろん、夏には大量の『G』が侵入してきて...」(埼玉県・40代男性)

2019年4月20日(土)20時0分 Jタウンネット

マンションの隣部屋が「ゴミ屋敷」。耐え難い悪臭に悩まされています——。埼玉県に住むKさん(40代男性)の悩みは深刻だ。なんと悪臭だけでなく、隣からやってきた「G」が自宅が大量出現するようになったという。


ある日、我慢の限界を迎えたKさん。ついに、隣部屋を直撃したのだが...。


ゴキブリホイホイ、数日で10匹以上捕獲


私が分譲マンションの1室をオーナーから借りて入居していたときの出来事です。真冬の季節に入居したため、入居当時は気がつかなかったのですが、気温が30度を超えるようになった6月頃から、隣室から悪臭が漂うようになってきました。


連日気温が30度を超えるようになった7月になると、Gが私の住戸内に侵入するようになってきました。玄関にホイホイを置いておくと、数日で10匹以上を捕獲できるほどです。


悪臭については我慢していたのですが、Gが住戸内に侵入してくるようになると、ついに堪忍袋の緒が切れました。ある日の20時頃、クレームを言うために隣人の玄関ドアを激しく叩きました。何度も叩くと、やっと隣人が玄関ドアを開けたのですが、隣人の住戸内を見て驚きました。肩の高さまで、ゴミが積み上がっているのです。そして、激しい悪臭が漂ってきました。


隣人はすでに80歳近い高齢の男性でした。私は、


「Gが入ってくるんだよ!いい加減にしてくれ!」



と怒鳴り、すぐに自室に逃げ帰ってしまいました。あまりの悪臭に耐えられなかったのです。しかし、隣人は何も対応をしてくれませんでした。そこで、別のフロアに住んでいる管理組合の理事長に相談し、対応をお願いしたのでした。


理事長によると、隣人は現役時代、上品なサラリーマンだったそうです。しかし、数年前に奥さんが亡くなってから急に老けこんでしまったと言っていました。


理事長が3か月ほど隣人に対して粘り強い交渉をしてくれた結果、住戸内のゴミをすべて自己負担で撤去して、住戸内を除菌クリーニングすることで決着したのでした。費用は250万円だったそうです。


それ以来、悪臭は消え去りました。一方、隣人の老人は私に対して恨みを抱いたようで、毎日のように私の住戸の玄関のドアを嫌がらせのように叩くのでした。結局、私はそこに1年7か月住んだだけで、転居しました。


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