バルト海のUFOは14万年前にできたものだった!?謎がついに解明か

2024年4月23日(火)8時0分 tocana


 2011年にスウェーデンの探検家たちがバルト海の海底に奇妙な地形を発見した。


「バルト海の異変」と呼ばれたその海底地形は、円盤状の台地に一対の突起のようなものがあり、まるでスターウォーズに登場するミレニアム・ファルコン号を彷彿とさせるものだった。しかし既に海底と一体化したような状況であり、かなりの深海に存在していたため、何百、何千年も前に地球に飛来したUFOである、遥かに優れた技術を有していた古代人の遺産である可能性があるなどと考えられていた。


 この地形または物体の正体については長らく議論が続けられてきたが、専門家らによる最新の研究結果で驚くべき事実が明らかになった。


 ストックホルム大学の地質学者、フォルカー・ブリュケルト氏は研究チームが収集したサンプルの一部を研究し、UFOらしき物体の成分が「ほとんどが花崗岩であり、片麻岩と砂岩」で構成されていると指摘。「物質を調査したとき、火山岩である可能性のある大きな黒い石を見つけて驚きました。私の仮説は、この物体、この構造は氷河期に何千も形成されたということです」とし、恐らく氷河期にその海域で起こった氷河運動の過程で生まれた痕跡であり、成立の過程も科学的に説明できると述べた。


 ちなみに、研究に用いられたサンプルは「オーシャンX」と呼ばれる海底地形を研究するチームが、2016年に作成されたドキュメンタリーの中で現場より採取したもの。ブリュケルト氏はこの点について、「オーシャンXのチームが寛大にも無視してきた」と釘を刺している。


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【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】


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