『人が消える洞窟』『地獄へ続く穴』『小型宇宙人』…ロシア最大のオカルト7選!

2024年4月28日(日)8時0分 tocana

 オカルト大国・ロシアには、未だ解けぬ謎が多数存在する。今回はそんなミステリー7つをロシアのニュースサイト「Russia Beyond」から紹介する。


1. 小型宇宙人「アレシェンカ」


 1996年夏、ウラル地方チェリャビンスク州の小さな村で奇妙な姿をした「小人」が発見された。小人は身長20センチほどで、頭は茶色、体は灰色と、人間とは明らかに異なる身体的特徴を持っていた。見つけたのは地元に住むタマラという老女で、彼女はその生物を「アレシェンカ」と名付けて介抱したが、やがて亡くなってしまったという。そのミイラは警察に押収されて行方不明になり、その後タマラも不審な死を遂げている。


(トカナの記事はこちら)


2. UFOが多数目撃される「Mゾーン」


 ペルミ地方の鬱蒼とした森林地帯「Mゾーン」は、ロシアのバミューダトライアングルとも呼ばれる怪奇現象多発地帯である。ここではコンパスや電子機器の異常が多発するほか、UFOの目撃証言も絶えないという。


 


3. ディアトロフ峠事件


 1959年1月、ウラル科学技術学校(現・ウラル工科大学)の学生と卒業生9名が、ウラル山脈でのスノートレッキング中に消息を絶った。捜索隊が発見したのは内側からナイフで切り開いたようなテントと所持品の数々、そしてあまりにも異様な9人の遺体だった。秘密のミサイル実験に巻き込まれた、異常気象が発生した、先住民に襲われた、UFOに殺されたなど様々な説が浮上している。ロシア連邦の最高検察庁は雪崩が原因との見解を示しているが、未だその真相は闇に包まれたままだ。


 


4. イヴァン3世の「黄金図書館」


 15世紀のロシアに君臨したイヴァン3世(イヴァン大帝)の2番目の妻ソフィヤは、最後のビザンツ皇帝コンスタンティノス11世の姪に当たり、結婚の際に膨大な数の本を持ち込んだ。このコレクションには古代ギリシャやローマの貴重な文献の写本が多数含まれていたといい、孫のイヴァン4世(イヴァン雷帝)の時代にはさらに充実したものとなったとされる。しかし、この「黄金図書館」は雷帝の死とともに行方不明になり、現在も多くの人々がその在りかを探し求めている。


 


5. ソ連の超能力兵士


 1960〜80年代ごろ、当時のソ連ではテレパシーなどの超能力を使いこなす兵士を育成する計画が行われていたという。ソビエト科学アカデミーは超心理学の研究と実験を通して人間の驚異的な能力を明らかにし、その軍事利用を目論んでいたのである。


 


6. 地獄へ続く穴


 1989年のこと、シベリアで地殻調査が行われ、地中深さ14000メートルの穴が掘削されたという。科学者たちがその穴に耐熱性の計測器やマイクを入れたところ、スピーカーからは不気味な音が響いてきた。それはまるで無数の人間がうめき、叫んでいるような声で、地獄で呻く亡者たちの声だったのではないかと噂されている。


7. 失踪者多数の「サブリノ洞窟」


 サンクトペテルブルグ郊外にある「サブリノ洞窟」は長さ数十キロにもおよぶ巨大洞窟で、過去にはテロリストや反体制派、脱走した囚人などが隠れ住んでいたこともあるという。この洞窟内ではかねてより突然姿を消す人々が後を絶たないといい、かつては軍や秘密警察のせいだと考えられていたが、現在では「超自然的な時空間につながっている」と推測する人々もいる。


参考:「Russia Beyond」ほか


 


※当記事は2020年の記事を再編集して掲載しています。

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