【クイズ】マクドナルドの「シャカチキ」はどれ? 形や衣で推理しよう!

2023年4月30日(日)10時48分 食楽web


ファストフードチェーン店のフライドチキン5種 | 食楽web

上のA〜Eの写真は、有名ファストフード店のチキンの写真です。ズバリ『マクドナルド』の「シャカチキ」はどれでしょう?

 マックの「シャカチキ」といえば、サイドメニューの中でもリーズナブルな1個190円のフライドチキン。小腹が減ったときや、バーガーセットだけでは足りないときにちょうど良いボリュームで、一度は食べたことがあるという人も多いのでは?

 こうしたサイドメニューのフライドチキンは、マック以外のバーガーチェーン店、例えば『モスバーガー』、『バーガーキング』、『フレッシュネスバーガー』にも用意されています。そしてサイドメニューではありませんが、チキンといえば『ケンタッキーフライドチキン(以下KFC)』のオリジナルチキンも忘れてはいけません。

 ちなみに値段が高い順に並べてみると、以下の通り。

1.モスバーガー「モスチキン」1個323円
2.KFC「オリジナルチキン(骨なし)」1ピース290円
3.フレッシュネスバーガー「フライドチキン(骨なし)」1個280円
4.マクドナルド「シャカチキ」1個190円
5.バーガーキング「スナックチキン」1個180円

 そして上のA〜Eはこの5店のフライドチキンを並べた写真です。この中でマクドナルドの「シャカチキ」がどれかわかりますか? 「そんなのカンタン! 他のもわかるよ」という人はすべてのお店を推理してみてくださいね。

マックの「シャカチキ」はど〜れだ?


フライドチキンの横に各店のロゴを置いてみたので、もうわかりますよね? Eはフレッシュネスバーガーのフライドチキンです

 答えはBでした! わかりましたか?

【結果】
A.モスバーガー「モスチキン」1個323円
B.マクドナルド「シャカチキ」1個190円
C.バーガーキング「スナックチキン」1個180円
D.KFC「オリジナルチキン(骨なし)」1ピース290円
E.フレッシュネスバーガー「フライドチキン(骨なし)」1個280円

 ではここからは、各店のフライドチキンの特徴をご紹介していきましょう。まずはマクドナルドの「シャカチキ」から。

「シャカチキ」はクリスピーな軽さが魅力


「シャカチキ」190円はこんな紙袋入り。フレーバーはレッドペッパー、チェダーチーズの2種類から選べる

 マックの「シャカチキ」は、レッドペッパーもしくはチェダーチーズのパウダーが選べ、それをフライドチキン本体にふりかけて、袋の中でシャカシャカと振ってまぶします。だから「シャカチキ」という名前なわけですが、実は肉だけをオーダーするのもOK(値段は変わりません)。

 そして「シャカチキ」は、マックファンの間では“隠れた逸品”とも評されている人気商品だけあって、他のフライドチキンと比較しても衣が非常にきめ細やかで、食感はサクサク&クリスピー。なお、チキンは鶏胸肉。衣のサクサクに対して、きめ細やかでしっとりした食感です。

 今回、食べ比べてわかったのですが、パウダーをかけない状態で食べてみても、ガーリック&オニオン風味のスパイスがしっかり効いていて美味。むしろ衣がしょっぱすぎなくてちょうどいいです。油で揚げてあるのに後味も軽く、ハンバーガーのサイドにぴったり。これが人気の秘訣なんですね。

「モスチキン」はボリューム満点


モスバーガーの「モスチキン」323円

 5つを並べた中で、ひときわ大きな存在感を放っているのがモスバーガーの「モスチキン」。サイズが大きく、値段も323円と最高値ですね。形状からわかるように骨つきで、これが持ち手として便利なんです。そして5社の中では最も白く、さらに米粉入りの衣をあえて不均等に付けてあるのがわかると思います。

 食べてみると、見た目通りのザクザク感。衣の付き方がランダムなので、食べるたびに違う食感が楽しめます。使用しているお肉は鶏胸肉で、骨の部分だけ手羽元の骨を使用しているそうです。

 ちなみに横から見ると先端はかなり薄めですが、骨に向かって肉厚になります。大きいですがけっこうペロリと食べられます。そして冷めても衣のカリッと感は健在。ホームパーティーでも活躍できそうな豪華なフライドチキンです。

バーガーキングは最もスナック的な味わい


断面がこちら。左手前はKFCのオリジナルチキン(骨なし)、左奥がフレッシュネスバーガーのフライドチキン(骨なし)、真ん中はマクドナルのシャカチキ、右奥はモスバーガーのモスチキン、左手前はバーガーキングのスナックチキン

 続いて、残りのバーガーキング、KFC、そしてフレッシュネスバーガーのフライドチキンを一気に紹介します。


バーガーキングの「スナックチキン」180円

 バーガーキングの「スナックチキン」は、ビジュアルがマックの「シャカチキ」と似ているので、もしかすると間違えた人もいたかもしれません。でも並べてみると全然違います。衣も肉も薄く、食感も「シャカチキ」に比べるとサクサク感が弱め。そしてお肉も薄くて軽く、すごく柔らかい。そして衣はコショウのスパイシー感が強めです。

 この「スナックチキン」は、おそらく同店の「スパイシーチキンバーガー」のパティに使われているものではないかと推測できます。そのぶん、バンズとの相性も考えられたチキンなのかもしれません。ただ、いかんせん、バーガーキングお得意の直火焼きビーフパティと比べると存在感が薄く、「シャカチキ」に比べると味も食感もやや弱い感じがしました。

KFCのオリジナルチキンはさすが専門店の味


KFCの「オリジナルチキン(骨なし)」290円

 次はKFCの「オリジナルチキン(骨なし)」。使用しているのは鶏胸肉です。衣はカリッ、ふんわり、しっとりという3つの部分が共存。そして鶏肉はふっくらやわらか。5社の中で唯一、肉汁がほとばしったのがこれでした。さすがフライドチキン専門店、という感じの美味しさです。

 独自の配合の11種類のハーブとスパイスで味付けし、フライヤーではなく圧力鍋でじっくり揚げているのが最大の特徴です。このオリジナルの味付けは、実は他社のフライドチキンと比べてもっとも味が濃く、肉自体にも染み渡っています。スナックというよりビールのつまみに良いですね。とにかくワイルド感がハンパないチキンです。

フレッシュネスバーガーのフライドチキンは唐揚げっぽい!


フレッシュネスバーガーの「フライドチキン」280円

 最後にフレッシュネスバーガーの「フライドチキン」です。こちらはKFCに少し似ていますが、衣の色がもっと濃い茶色。食べてみるとその理由がわかります。スパイスが効いた醤油味なんです。肉の種類もKFCとは違い、鶏モモ肉を使っています。

 食べていると、カリッとした醤油味の衣×しっとりしたモモ肉なので、鶏の唐揚げにとてもよく似ているんです。ケンタッキーのチキンがビールに合うのに対し、こちらは白米に合いそうな味でした。

まとめ


シャカチキとチェダーチーズのパウダー(食楽web)

 人それぞれ好みがあると思いますが、こうして食べ比べてみてわかったのは、マックの「シャカチキ」は、実はほかのどれにも似ていない唯一無二の味わいだということ。サイドメニューとして考え抜かれた美味しさだと思いました。皆さんはどのフライドチキンがお好きですか?

(撮影・文◎土原亜子)

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