銀座駅に「営団時代」の看板が残っていた! リニューアル工事で「発掘」される

2019年5月11日(土)8時0分 Jタウンネット

東京メトロが前身の営団地下鉄から民営化されてはや15年になる。営団時代に使われたアイテムもほとんど消え去っているが、東京のど真ん中、銀座駅にまだ残っていた。


銀座駅A10出口付近で見つけたのがこの看板だ。ここは銀座線と日比谷線のホームへの通路へあたるので、両線への乗客に向けたものだとわかる。一見ただの看板なのだが、現在東京メトロで使われているものとは書体などが微妙に違う。お分かりだろうか。


現在とは「フォント」が違う


営団時代のフォントは「ゴシック4550」と命名されたもので、70年代に発明された。当然営団時代は至る所で見られたが、東京メトロでは「新ゴ」をフォントに採用し、取り換えを進めてきた。駅名標などはかなり更新が進んだため、こういった思わぬ場所でしか見つからなくなりつつある。


この看板は、何故今まで残っていたのだろうか。東京メトロに設置時期などを聞いてみたが、残念ながら設置時期の特定はできなかったとのことだ。


銀座駅は現在、駅全体でリニューアル工事を進めている。この看板は以前空調機の陰で隠れていたそうだが、工事の中で空調機が先に取り払われ、偶然人目につくようになった。しかし、東京メトロによれば、時期は未定だがいずれは撤去するという。


営団地下鉄の懐かしい記憶を思い出したい方、記録はお早目に。

Jタウンネット

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