現実世界で「座標バグ」発生してしまう 何もない空間に「止まる」小鳥にネット騒然

2023年5月12日(金)20時0分 Jタウンネット

「体の半分が地面に埋まっている」「ちょっとだけ宙に浮いている」「乗れないはずの場所に乗っている」——ゲームをしていると、時々そんな「座標のバグ」に遭遇する。

それが、現実世界でも目撃された。

1羽の小鳥が宙に浮いている。その体勢はとまり木に止まっているかのよう。しかしその足元には何もなく、脳が混乱してしまいそうな一枚だ。

これは2023年5月5日、ツイッターユーザーのでこがーる(@okigirl25)さんが

「座標ずれバグ久しぶりやな」

というつぶやきとともに投稿した写真。

一体どういうことなのだろう。Jタウンネット記者は7日、投稿者のでこがーるさんに話を聞いた。

座標ずれバグの真相は...

でこがーるさんによると、写真に映っているのはキンカチョウのはっちゃん(女の子)。

「こちらに向かって飛んできてくれる姿を撮った時、動画の一コマで止めると直立で浮いているように見えて面白かったのでTwitterに投稿しました」(でこがーるさん)

はっちゃんが飼い主さんめがけて飛んでくる様子は毎日でも見られるとのことで、「本人の演技はいつも完璧です!」。その中でも撮影日は明るさやフォーカスがとくにうまく合わさり、綺麗に直立した「座標ずれバグ」姿が撮れたそうだ。

目を疑うような光景には、ツイッター上で

「どんな状況だこれおもろい」
「なんでこんなにマグリットっぽいのか」
「部分的にしか見ずに『有り得ない』なんて言っちゃいけないんだなぁと。凄い」
「めっちゃバグってて好きw もうそうにしか見えない」

といった声のほか1万3000件以上のリツイート、10万8000件を超えるいいね(9日昼時点)などが寄せられるほどの大反響に。はっちゃんが人気を博したことについてでこがーるさんは

「可愛くて面白くて賢くて愛情深い、たった大さじ1杯の水にも満たない重さの小さな小さなキンカチョウの魅力を1人でも多くの方に知っていただけたとしたら本当に嬉しいです」

と語った。

Jタウンネット

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