“猿桜”一ノ瀬ワタルが明かす「サンクチュアリ-聖域-」相撲部屋ツアー特別映像
2023年5月14日(日)17時30分 シネマカフェ
本作は、ヤンキー力士の猿桜が、大相撲界でのし上がる姿を骨太に描く人間ドラマ。解禁された映像では、一ノ瀬さんをはじめとする力士役の役者陣が約2年にわたり撮影を行ってきた相撲部屋のセットを巡りながら、知られざる舞台裏が語られていく。
セットは稽古場・ちゃんこ場など、細部へのこだわりと遊び心が豊富。稽古場では、元幕下力士という経歴を持つ“猿谷”役の澤田賢澄や“猿空”役の石川修平とともに、「猿谷さんにぶつかられたときに、ここの壁が外れたんすよ(笑)」「アクションじゃないです、ドキュメンタリーなんすよ、本当に」「四股って楽そうに見られがちですけど、めちゃくちゃ辛いです。それを1日300とか踏みましたね」などなど、本物の力士さながらの稽古をふり返っていく。
さらに一ノ瀬さんは、「職業欄に“役者”じゃなくて“力士”って書いてました。『お相撲さん?』って言われて『学生で相撲やってます』って(笑)。力士って言うのはおこがましいから...」と、もはや力士として生活していたかのようなエピソードも。
その後も食事部屋やちゃんこ場、トイレ、寝室などを巡る中で、まるで本当にそこで生活を共にしてきたかのような“仲間”としての信頼関係が随所で垣間見える。苦楽をともにしてきた役者陣が、極限までリアルを追求した熱演に注目したい。
また、本作の大ヒットを記念し、大相撲の“聖地”両国駅の3番ホームに全長約25m・高さ約2.8mのジャイアント猿桜像が登場(5月14日〜28日まで)。両国駅のホームに横たわる猿桜像は、厳しい稽古に歯を食いしばり、何度でも立ち上がる劇中のシーンを彷彿とさせるほどの迫力となっている。
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