<気になる><行ってみたい>と思う場所には脳のためにも行ったほうがいい?和田秀樹「もし<気になる>がないなら、それは…」
2025年5月19日(月)6時30分 婦人公論.jp
(写真提供:Photo AC)
「『日々、ためす、楽しむ』。これこそが、若々しさの秘訣です」そう語るのは、著者累計1000万部を超えるベストセラー作家であり、長年高齢者医療の現場に携わる精神科医・和田秀樹先生。そんな和田先生の著書『60歳からはわたしらしく若返る: 一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』から一部引用・再編集し、「脳・心・体に自信を持ち続けるために取り入れたいこと」を、当連載にてご提案します。今回のテーマは「初めての店でドキドキを味わう」です。
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初めての店でドキドキを味わう
テレビや新聞、雑誌で紹介されていたカフェ、散歩の途中に見つけたパン屋さん、いつも行列しているラーメン店、有名な作家が通ったというBAR。
気になる店があるなら、行ってみましょう。
一人、探検気分で行くのもワクワクするし、誰かを誘って楽しみを共有するのもとてもいいことです。
お店の人に、「来てみたかったんです」「初めて来ました」と素直に伝えれば、きっと喜んで受け入れてくれるでしょう。
アンテナ磨きは大切
何より、初めての景色や味、出会いは脳にとって刺激的。楽しかったと思えたら、それが次のチャレンジにつながります。
そのためには「気になっていた」が大切。日ごろからアンテナを張っていないと「気になる」「行ってみたい」という感情は生まれません。
もし今「気になる」がないなら、アンテナの感度が鈍っているのかも。小さな「気になる」をキャッチするためにも、アンテナ磨きは大切です。
※本稿は、『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』(日本文芸社)の一部を再編集したものです。
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