星野リゾート トマム、20周年を迎える「雲海テラス」とは? 今シーズンの営業開始

2025年5月19日(月)11時42分 マイナビニュース


「星野リゾート トマム」(北海道勇払郡)は5月8日、今シーズンの「雲海テラス」の営業を開始した。
○雲海テラス、今シーズンの営業開始
雲海テラスは、気象条件が整ったときに発生する雲海を間近で観賞できる展望施設。トマム山の標高1,088メートルに位置し、片道約13分の雲海ゴンドラに乗車してアクセスできる。スタッフにとっては見慣れた風景だった雲海を、多くの人々に楽しんでもらいたいという思いから、2005年に山のテラス、翌2006年には雲海テラスとして開業した。ここでは、雲海や山々の雄大な景色を、ユニークな展望スポットやカフェで楽しみながら、雲の上で迎える最高の朝を体験できる。
今シーズンの営業期間は、2025年5月8日から10月14日までとなる。利用料金は大人1,900円、小学生1,200円、愛犬500円。リゾナーレトマムおよびトマム ザ・タワー宿泊客は無料である。宿泊および日帰り客が対象。営業時間は5:00から9:00までで、上りゴンドラの最終乗車は8:00、下りは9:00となっている。なお、営業時間は時期によって異なり、天候によりゴンドラが運休することや、融雪の状況によって一部の展望スポットが利用できない場合がある。
○20周年記念セレモニー開催
雲海テラスの営業開始日に、20周年オープニングセレモニーが開催された。今年はトマム産の雲海が発生し、展望デッキでは雲に見立てたシャボン玉を飛ばす「クラウドリリース」や、未来を開く意味が込められたシャンパンオープンが行われた。489名の来場者と共に、雲海テラス20周年を祝うAnniversaryイヤーが幕を開けた。
○Cloud9計画と雲海テラスの今後の展望
雲海テラスでの9つの過ごし方を提案する「Cloud9(クラウドナイン)計画」は、英語で「この上ない幸せ」を意味する"I am on cloud nine."から名付けられた。この計画のもと、2025年5月時点で6つの展望スポットが完成している。山道に沿って設置された6つの展望スポットを巡ることで、それぞれ違った角度から絶景を楽しむことができる。今夏には、7つ目の新スポット「Cloud Round(クラウドラウンド)」が誕生する。
○ガイドと巡る「雲海テラスガイドツアー」
「雲海テラスガイドツアー」は、朝一番に20周年を記念した「雲海ラッピングバス」でホテルを出発し、先頭のゴンドラで目的地に向かう。各展望スポットの意味や雲海テラスの歴史を学ぶことができ、ツアー後には「雲Cafe」にて、雲パンとトマム牛乳を使用したクラムチャウダーを味わえる。
期間は2025年6月1日〜8月31日で、時間は4:00〜6:00。料金は1名あたり2,000円となる。リゾナーレトマム宿泊者が対象。定員は10名で、参加には前日までの予約が必要となる。
○雲海を楽しむための、スタッフ直伝「雲海講座」
雲海テラスで最高の景色を楽しむために、2つの宿泊施設にてホテルスタッフから学べる「雲海講座」。ここでは、雲海テラスをより深く楽しむための大切なポイントを知ることができる。例えば、「雲海予報」を見ながら、明朝の情報をチェック。雲海が発生しやすい条件や、見られる可能性をスタッフから学ぶことができる。また、標高の高い場所に位置し、天候の変化が出やすい雲海テラスを快適に過ごすための服装や持ち物のポイントも知ることができる。講座でもらえる「雲海ガイドブック」にはスタッフが厳選した"事前に知っておくと役立つ情報"が詰まっており、翌朝雲海テラスに持参することで、より充実した時間を過ごすことができる。
実施期間は2025年5月7日〜10月13日。時間は「トマム ザ・タワー」が15:00〜16:20で4回実施。「リゾナーレトマム」は20:00〜20:20となる。対象は宿泊者で、参加料金は無料。予約は不要である。トマム ザ・タワーは定員40名、リゾナーレトマムは20名となっている。

マイナビニュース

「雲海」をもっと詳しく

「雲海」のニュース

「雲海」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ