「ダイヤモンド」の名前の由来って知ってた? 「硬い」や「輝く」という意味ではなく…

2022年5月19日(木)14時30分 マイナビ子育て

大切な人や自分を守ってくれる、身に付けるだけで気分が上がる、そんなお守りのような存在、誕生石。2021年12月には63年ぶりに日本の誕生石が改定され、新たに10石が追加、全29石になりました。この連載では、そんな新・誕生石の特徴や魅力を紹介します。4月は「ダイヤモンド」と「モルガナイト」です。

4月の誕生石は何?

4月の誕生石は、「ダイヤモンド」「モルガナイト」の2種類です。その特徴や意味を紹介します。

ダイヤモンド(石言葉:永遠の絆・純愛・不変・純潔)

永遠の輝きを持ち何事にも動じない心を持つ、強い意思と明るい未来を後押ししてくれる

強い虹色の輝きを放つダイヤモンドは、言わずと知れた宝石の王様。ダイヤモンドより硬いものはこの地球上には存在しないことから、ギリシャ語で征服されないという意味を持つadamasを語源としています。

ダイヤモンドには無色だけでなくさまざまな色が存在し、ピンク色、黄色、オレンジ色、青色、緑色、茶色、黒色などがあります。窒素を含むと黄色となり、ホウ素(ボロン)を含むと青色になります。希少で人気の高いピンク色のダイヤモンドを産出したアーガイル鉱山が閉山してしまい、ますます入手困難となりました。

<NEW>モルガナイト(石言葉:優美・慈愛・清純・愛情)

桜の花の色合い。先見性をもち仕事(学業)を良い方向へと導く

モルガナイトの名前は、有名な宝石コレクタ−でアメリカのモルガン財閥の創始者であるジョン・ピアポント・モルガンに敬意を表して名づけられました。彼の誕生月が4月であることと、日本を代表する桜の花の色合いを持つため4月の誕生石となりました。

モルガナイトは鉱物名ベリル(緑柱石)のピンク色または淡い紫色の変種です。まるで水分を含んでいるかのような透明感のある美しい宝石で、比較的大きな石も流通しています。

(文:株式会社 明治堂 会長 望月英樹、写真:協同組合山梨県ジュエリー協会)

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