旧岩崎邸庭園、通常は入れないビリヤード場を特別公開!
2025年5月21日(水)11時19分 マイナビニュース
旧岩崎邸庭園は、東京の多彩な建築を体験し楽しむイベント「東京建築祭2025」に参加。イベント期間中の5月24日(土)と25日(日)には、旧岩崎邸庭園に佇む、日本でも珍しいシャレー風建築の撞球室(ビリヤード場)が特別公開される。
旧岩崎邸庭園は、国指定重要文化財。三菱財閥創設者岩崎彌太郎の長男で、第3代社長の岩崎久彌の邸宅として、明治29(1896)年に竣工した。
当時は15,000坪の敷地に、20棟以上の建物が立ち並んでいたが、現在は3分の1の敷地面積となった。ジョサイア・コンドル氏が設計した洋館と撞球室(ビリヤード場)、名棟梁大河喜十郎が手がけたといわれる和館大広間の3棟が残っている。
スイス山岳地帯の建築を思わせる木造平屋建ての空間で、貴重な金唐革紙の壁紙や、貴重な版木ロールをを見られる。また、特別に洋館前の芝生に立ち入れるエリアを設け、ベランダを彩る英国ミントン社のヴィクトリアンタイルを外側から間近で見学することも可能。
安藤真一郎 あんどうしんいちろう マーケティング会社に勤務した後、フリーランスのライターに転身。 多種多様なジャンルの記事を執筆するなかで、金融リテラシーを高めることや情報発信の重要性に気づき、現在はマネー系ジャンルを中心に執筆している。 ライターとして、知識のない人でも理解しやすいよう、かみくだいた文章にすることが信条。 ファイナンシャルプランニング技能士2級、日商簿記検定2級取得。 この著者の記事一覧はこちら