禁煙方法がなかなか見つからない中高年の方に 「必需品を無くしてみる」

2023年5月24日(水)20時30分 ココカラネクスト

たばこに火を点けるにはライターが必要ですよね

 健康に無関心な人が健康行動を起こす要因は、「外側からの動機」と「内側からの動機」があります。

前者は一時的で長続きできない因子なので後者の動機が必要です。(※1)

だけど行動変容を起こさせる初めの一歩を踏み出すには効果的です。

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たばこ(ここではけむりが出る葉たばこのこと)を吸いたい!という嗜好は、たばこの先に火を点けなければなりません。そこで必要となるのはライターです。むかし喫茶店のマッチが多用されていましたが、今はすっかり見掛けなくなりました。車の中に付いているシガーソケットが必要ないことをお話ししました。

バスの停留所やコンビニ前には灰皿が無くなりました。

健康でいられることで人生の目的に近づきます。禁煙という目標を達成するために、先ずは今まで当たり前にあったものを無くしてみませんか!?

最近ペダルの無い自転車があります。キックバイク,バランスバイク,ランニングバイクとよばれているようです。お兄ちゃんやお姉ちゃん、パパやママの真似をしたがる幼児たち。みんなと同じペダル付きの自転車に乗りたいという欲望を抱きます。

あって当然だったものを無くした方が、早く目標に到達できるかも知れません。

実は私が自転車に乗れるようになったのは、小学校3年生くらいでした。その頃は「補助輪」を後輪の両サイドに取り付けて練習したものです。今の幼児たちはその目標を達成するために、敢えてペダル無しの自転車にまたがって練習しています。効率よくバランス感覚を体得できるらしく、最近普通の自転車に乗れるようになる年齢が低くなっているように思うのです。小さな子がペダルを調子よく漕ぐ様子を、ビックリしながらよく見掛けます。必需品と思われているものを目標を達成するために敢えて無くしてみるという、恰好の例だと思います。

使い捨てライターって何に使いますか?シチュエーションは、ちょっと火を点けたい時ですよね。有事の際は助かるアイテムです。だけど日常生活の中で、たばこを吸う時に使うくらいしか思い当たりません。せいぜい仏壇や墓前でろうそくやお線香に火を点ける場面が思い浮びますが・・・。コンビニや量販店には種類豊富なライターがずらりと並んでいます。BBQに使うような長めのライターは別として、ポケットにスッポリ入るようなライターは要らない。いっそのこと吸いたい時の必需品を無くして、喫煙を諦めてもらいましょう。

一昨年10月のたばこ税増税に伴い、JT等の大手たばこメーカーは一斉に値上げを実施しました。(※2)

これを機に禁煙にトライする人が増えるでしょう。それだけライターの需要が減って減益になるわけです。ライターも便乗値上げして、喫煙率がもっと下がることに期待したいです。

【出典】
(※1)【健康マスター普及認定講師】資格更新eラーニング講座Ⅲ スポルツ 里見将史
(※2)2020年8月1読売新聞紙 経済面

[文:健康わくわくサイト]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸

幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 〜 免疫検査を通しての患者様への想い 〜 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。

ココカラネクスト

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