八木勇征「最期の授業-生き残った者だけが卒業-」で最優秀俳優賞「第1回アジアショートドラマアワード」
2025年5月28日(水)19時30分 シネマカフェ
「最期の授業-生き残った者だけが卒業-」(C)「日本オリジナルショートドラマ」製作委員会
韓国・釜山で開催された本アワードは、日本・中国・韓国が共同で立ち上げた国際アワード。再生数やSNSでの話題性、海外展開の実績などを基に、ショートドラマの優れた作品や俳優、配信プラットフォームを総合的に評価する。
ショートドラマ配信アプリ「UniReel」で一挙配信された「最期の授業-生き残った者だけが卒業-」は、音楽教師の丸山武(八木勇征)が、同僚であり恋人の今泉理恵(堀未央奈)を死に追い込んだ生徒たちを、卒業式前日に音楽室に集め、最期の授業の名のもとにデスゲームを仕掛ける物語。
今回の受賞に八木は、「素晴らしい賞をいただき本当に光栄です。ありがとうございます」と感謝を述べ、「とても驚きましたし、第1回ということで記念すべき最初の受賞者に選ばれたことを心から嬉しく思っています」と喜ぶ。
撮影現場では、カメラが回っていないときでも「心を鬼にして」生徒役と距離を置き、狂気に堕ちた教師を演じきった八木。「僕自身、新しい“引き出し”が生まれた作品だったと思います」とコメント。「この作品に携わったすべてのみなさんに感謝し、僕自身これからも、1人の人間として、1人の俳優として、1人のアーティストとして誠実にひとつひとつの作品と向き合っていきたいと思います。これからも応援をよろしくお願いします」とメッセージを寄せた。
今回行われた表彰式では、4月までに制作された3か国の作品と出演者を対象に、15の国と地域で配信された約1,000本の中から、「大賞(ベスト作品賞)」や「最優秀俳優賞」など、全10部門の受賞作・受賞者が発表された。