生きた化石「メタセコイア」企画展、3Dビュー+VR映像公開…科博
2021年5月28日(金)10時15分 リセマム
「生きている化石」と呼ばれるヒノキ科の針葉樹メタセコイアが三木茂博士によって命名されてから、2021年で80年を迎える。国立科学博物館では80周年を記念し、メタセコイアの発見や保護をめぐる研究者たちの努力を紹介する企画展を開催。植物と地球環境の変化の関わりを解説しながら、その保護活動の紹介を通じて現代の私たち人類が直面する環境問題等の課題にも向き合う展示を行った。
企画展が好評を博したことから、今回、自宅にいながら楽しめる3Dビュー+VR映像コンテンツとしてWebサイト上に公開。3Dビュー映像はスマートフォンやパソコンの画面で見ることができ、VR専用ゴーグルやメガネを使用することで、より没入感のあるVR映像を楽しむことができる。
また、展示監修者の地学研究部・矢部淳氏による解説動画「展示紹介!企画展『メタセコイアー生きている化石は語る』」をYouTubeの公式チャンネル、かはくチャンネルにて公開。展示の見どころ等を直接紹介する。
国立科学博物館では、他にも「おうちで“かはく”を楽しもう!〜自宅で楽しめるコンテンツ〜」として、Webサイトに特集を掲載。「おうちで体験!かはくVR」や「小さな『も』の世界」「特別展『大地のハンター展〜陸の上にも4億年〜』にて展示 話題のコビトカイマンの3D画像公開」等、コロナ禍で外出を控える中でも自宅から“かはく”が楽しめるよう、さまざまなコンテンツを紹介している。